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Netflix『ナイト・エージェント』シーズン2全話ネタバレ解説!ピーターの新たなミッションとは?

Netflix

この記事では、『ナイト・エージェント』シーズン2を紹介しています。

Netflixドラマ『ナイト・エージェント』シーズン1ネタバレ感想!まもなくシーズン2配信開始
今回、紹介する作品は『ナイト・エージェント』です。作品解説『ナイト・エージェント』ってどんな作品?🔸平凡なFBI捜査官のピーターが、ある夜、緊急電話を受け、思いもよらぬ陰謀に巻き込まれていくスリリングなスパイアクションドラマ!🔸2023年3月23日よりNetflixにて配信開始!🔸2025年1月23日よりシーズン2が配信開始!この記事では、Netflixドラマ『ナイト・エージェント』のネタバレ感想を紹介しています。YOSHIKI『ナイト・エージェント』は、どんな人にお薦め?🔸スパイアクション好きの方へ!🔸陰謀論や政治サスペンス好きの方!🔸気軽に楽しめるドラマを探している方!YOSHIKINetflixでさ、めっちゃ面白いドラマやってるんだけど知ってる?『ナイト・エージェント』っていうの!めっちゃ面白いんだよ!普通のFBI捜査官の男が、ある日、大統領直属の極秘緊急電話を受けて、とんでもない陰謀に巻き込まれちゃう話なんだよ。最初はただ電話に出ただけなのに、いきなり命を狙われるようになって、もうハラハラドキドキが止まらないわけ!妻 RINAえ、いきなり!? それ、めっちゃ気になる!YOSHI...

シーズン1までのあらすじ&キャスト紹介

平凡な男が巻き込まれた国家規模の陰謀

シーズン1は、平凡なFBI捜査官だったピーター・サザーランドが、ある夜、ホワイトハウスの極秘ホットラインに電話をかけられたことから始まる。
その電話をきっかけに、彼は危険なスパイの世界へと引き込まれていく。

ピーターは、政府の高官暗殺計画に関与し、命を狙われることになる。
彼は、ベテランのサイバーセキュリティ専門家であるローズ・ラーキンと協力し、陰謀の真相を暴こうとする。
しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、強力な政治力を持つ組織と、その背後に潜む謎の黒幕だ。

物語は、政治陰謀、国際スパイ活動、そして人間のドラマが複雑に絡み合い、息つく暇もない展開で観る人を魅了した。

シーズン1からの続投が決まっている登場人物↓↓↓

シーズン2を観る前に気になっている事を整理しよう

ピーターの新たなミッション

シーズン1で命がけのミッションを遂行したピーターですが、シーズン2ではどのような任務に当たるのだろうか。
シーズンのラストで、ナイト・エージェントへと昇格したピーターの活躍は、ワシントンを出て、マンハッタンやタイなど広く活躍するとされています。
新たな脅威に立ち向かうのか、それとも過去の事件の謎をさらに深く掘り下げていくのか、気になるところだ!

ローズとの関係性

ローズとの関係性がどのように発展していくのかも見どころの1つ。
シーズン1では、信頼関係を築き上げてきましたが、新たな任務の中で二人の関係に変化はあるのだろうか?

陰謀の深化

シーズン1で明らかになった陰謀は氷山の一角に過ぎない可能性があります。
シーズン2では、さらに大きな陰謀が隠されているのでしょうか?
明かされなかった謎、例えば、レッドフィールド大統領の本当の目的や、組織の全貌などが、明らかになるかもしれません。

新キャラクターの登場

シーズン2では、どんな新キャラクターが登場するのかにも注目。
ピーターの新たな協力者や、新たな敵役が登場するかもしれません。

ここからネタバレ感想について話していきますので、ネタバレ無しで鑑賞したい方は、注意してお読みください。

『ナイト・エージェント』シーズン2:ネタバレあらすじ解説

エピソード1 電話の足取り

任務遂行中の悲劇と残された謎

タイのバンコクで極秘任務に就いていた国際諜報機関のエージェント、ピーターとアリスは、CIAから盗まれた機密情報を隠したUSBメモリを運搬中の男を追跡していた。
しかし、巧妙な罠にはまり、敵対組織に追われる身となる。
絶体絶命の状況下、ナイトアクションと呼ばれる緊急連絡網を通じてヘリコプターによる救出を要請するも、敵に先手を打たれ、アリスは命を落とす。

この悲劇的な出来事に対し、ピーターは深い衝撃を受ける。
脱出ポイントが敵に漏洩していたという事実は、内部に裏切り者がいる可能性を示唆していた。
脇腹を撃たれながらも辛く逃げ延びたピーターは、この事件の真相を究明することを決意する。

新たな人物の登場と謎の電話

一方、アメリカでは、ローズが深い悲しみに暮れていた。
叔父と叔母を目の前で殺害されたというトラウマに苦しみながらも、彼女は日常を送っていた。
そんなある日、ローズは「ピーターが危ない」という謎の電話を受ける。
動揺したローズは、ホワイトハウスから渡されていた名刺に記載された電話番号に連絡を取る。

駆けつけたのは、ピーターの上司であるキャサリンだった。
キャサリンは、ピーターが生きていることを告げるが、詳しい情報は提供できないと説明する。
関係者以外には機密事項を漏らすことはできないというのだ。

情報収集と再会

しかし、諦めることのできないローズは、会社が開発した高度な情報収集システム「アドバース」を用いて、ピーターの足跡を追う。
SNS上の膨大なデータから手がかりを見つけ出し、ピーターの居場所を特定しようと試みる。

その頃、ピーターは、タイ・バンコクで追跡していたウォレン・ストッカーという男の息子に接触し、巧妙な計画を立てていた。
ウォレンとの直接対決を企み、息子のスマホをすり替えて情報を入手しようとしていたのだ。

しかし、ウォレンはピーターの企みを察知し、逃走を図る。
追跡の最中、ピーターは驚くべき人物と再会する。
それは、情報収集システム「アドバース」を駆使して彼の居場所を特定したローズだった。

エピソード2 断線

9カ月前の初任務

ドイツでの過酷な訓練を終え、ナイトエージェントとしてのキャリアをスタートさせたピーターは、初めての任務の地として、タイ・バンコクへと降り立った。
そこで待ち受けていたのは、ベテラン監督官であるキャサリンだった。
キャサリンから告げられた任務は、タイ・バンコクにあるCIA支局における情報漏洩事件の真相解明だった。
内部調査では成果が上がらず、スパイの影がちらつく中、ピーターは犯人の動機と目的を突き止めるよう指示される。
しかし、キャサリンは、ピーターの経験不足を懸念し、その能力に疑いの目を向けていた。

国際スパイと少年の運命が交錯する、緊迫の追跡劇

ウォレン・ストッカーを追跡中のピーターとローズは、再び襲撃を受けながらも、何とか隠れ家に辿り着いた。
一息ついた後、ピーターはローズに、自身の居場所をどうやって特定したたのかと問いただす。

ローズは、ピーターが危機に瀕しているという謎の電話を受けたこと、そして、情報収集システム「アドバース」を使い、ピーターにバスケを教えている少年の情報を辿って彼の居場所を突き止めたことを説明する。
しかし、ピーターは、バンコクでの任務の失敗、そして、ナイトアクションの存在を知る者しか知らない脱出ポイントが漏洩した事実から、キャサリンやその他の裏切り者への不信感を募らせていた。

一方、ローズは「アドバース」でウォレンがニューヨークに戻って来ていることを突き止める。
ウォレンがかつて所有していた家を調べた結果、ウォレンは息子イーサンを連れて逃亡を企んでいることが判明する。
ピーターは、息子イーサンのバスケの試合でウォレンに接触する機会を伺い、ローズと共に現場へと急行する。
しかし、彼らは一歩遅く、イーサンはすでにウォレンに連れ去られてしまっていた。

ウォレンの元妻パトリシアからの情報を元に、ピーターとローズは「アドバース」を使ってウォレンを追跡する。
その頃、パトリシアのもとには、キャサリンが警察を伴って現れ、ピーターとローズがウォレンを追っていることを知る。

追跡の末、ピーターとローズはウォレンを追い詰めることに成功する。
ウォレンを尋問し、CIAの機密情報を売ったアーサー(アリスを殺した男)という人物の存在、そして、CIAが極秘に進めている軍事計画「フォックスグローブ」に関わる実験兵器の存在を聞き出す。
しかし、その直後、ウォレンは謎の狙撃手に命を奪われる。

エピソード3 官有物

深まる国際的な陰謀

ウォレンが狙撃された直後、彼のスマホには、タイ・バンコクでCIAの機密情報が入ったUSBを受け取った男からの着信があった。
男は、ウォレンから聞き出した情報を渡すよう要求し、人質にローズを指定した。

ピーターは、ローズに危険が迫っていることを悟り、彼女に逃げるよう指示。
キャサリンの援護もあり、ローズは無事、男の手から逃れることができた。

一方、ピーターは、ナイト・アクション内に裏切り者がいると確信し、キャサリンと対峙する。
ウォレンから聞き出した情報を尋ねられるが、キャサリンをまだ信用できず、何も答えなかった。

キャサリンは、ピーターにアリスを殺害した男の身元を突き止めるよう命じる。
ウォレンと接触していた男の顔を見たのはピーターだけだったからだ。
これが最後のチャンスだと告げ、失敗すればピーターをナイト・エージェントから外すと警告する。

ローズは、再び危険に晒されたことを悟り、カリフォルニアに戻るのではなく、ピーターと行動を共にすることを決意する。

「アドバース」を使い、アリスを殺害した男を追跡した結果、彼はかつて海兵隊に所属していたソロモン・ヴェガという人物であることが判明する。
ローズとピーターは、ソロモンの姉セレステに会い、情報を得る必要があると考える。
しかし、「アドバース」の不正利用が発覚し、アクセス権を剥奪されてしまう。

一方で、NYにあるイラン大使館で補佐として働くノールは、アメリカに亡命していた。ノールが亡命した事が明らかになれば、弟や母親は報復を受ける。
報復を回避する為にノールは、、CIAにイランの機密情報を売る事を交換条件に弟や母親をアメリカに亡命させようとしていた。
イランの機密事項を探るためにイラン国連大使であるアッバス・マンスリを追跡し、そこでアリスを殺したソロモン・ヴェガと密会しているのが明らかになる。
イラン大使館は、その男から鞄を受け取っていた。
CIA捜査官に密会の様子を写真で送るが、大した情報では無いと言われ、ノールは、鞄の中身を調べる必要があると考える。

ピーターとローズは、ソロモンの姉セレステから、ソロモンは自殺したと聞かされるが、実際には自殺を偽装していたことを知る。
さらに、ソロモンがセレステのために残した巨額の資金の流れを追跡することで、彼のボスにたどり着ける可能性があることが判明する。

ピーターは、キャサリンにウォレンから聞き出した「フォックスグローブ」というCIAの極秘軍事計画について報告する。
キャサリンは、CIAの情報源であるノール・タヘリの撮影した写真の中に、ソロモン・ヴェガとイランのアッバス・マンスリ国連大使が密会していた様子が写っていた事をピーターとローズに共有し、ピーターにノールと接触し、鞄の中身に関する情報を得るよう命じる。

第3話までの感想

YOSHIKI
YOSHIKI

いやー、面白くなってきましたね。
キャサリンは、シーズン1のダイアン・ファーと同じように裏切り者なのか?信用しても良いのか?
また、フォックスグローブ計画とは?
ソロモンとイランの国連大使はなぜ、密会をしたのか?鞄の中身は?
渦巻く陰謀が少しずつ繋がっていく感じが高まって来ていて続きが気になりますね。

エピソード4 苦渋の選択

緊迫の潜入作戦と深まる陰謀

イラン国連大使邸で行われるパーティに潜入し、大使の私室にある鞄の中身を手に入れるため、ピーターとローズは危険な賭けに出た。
ローズはスイス大使館員のエミル・ギガーの同伴者として、ピーターはウェイターに扮装し、パーティ会場に潜入する。

ローズは、ノールの協力を得て、大使の上着からカードキーを盗み出すことに成功する。しかし、ピーターは警備主任のジャヴァードに見つかり、部屋に連れ込まれてしまう。

危機一髪の状況下、ローズは監視カメラが復旧するまでのわずかな時間内に、一人で鞄の中身を調べ、証拠写真を撮影しなければならない。
一方、ピーターは警備員を振り切り、なんとか脱出に成功する。

ローズは無事に鞄の中身の写真を撮影するが、その直後、ノールの同僚に見つかってしまう。
携帯電話を所持していたことを問い詰められ、咄嗟の嘘をつくが、その様子が監視カメラに捉えられてしまう。

その後、キャサリンとピーターとローズの3名は、ノールから鞄の中身の写真を受け取ろうとするが、ノールは家族の安全を保証するまで写真を渡すことを拒否する。

一方、キャサリンは、アリスの遺灰が入った小包を受け取る。
アリスの家族は、アリスをもっと身近に感じられる人に遺灰を託したいと考えていたのだ。
キャサリンは、アリスの死がCIAの情報漏洩と深く関わっていると確信し、CIA長官ゲドニーに「フォックスグローブ」計画について追及する。

ゲドニーから聞き出した情報によると、「フォックスグローブ」計画は、アメリカが新たな化学兵器を開発し、同時に解毒剤も製造するという、極秘の軍事計画だった。
しかし、化学兵器が移動式実験室ごと盗まれ、護衛していた海兵隊も殺害されるという事態が発生していた。

エピソード5 家族の事情

国際スパイたちの暗躍と悲劇的な結末

ノールから機密情報の入った鞄の写真を入手するため、ピーターとローズは苦境に立たされていた。
ノールは家族の安全を盾に、写真を渡すことを拒否しており、ピーターは彼を脅迫せざるを得ない状況に追い込まれていた。

ローズは、ノールを脅迫するのではなく、彼女に寄り添うべきだとピーターに進言する。
ピーターは、ローズの意見を聞き入れ、信頼できるナイト・エージェント仲間のサミ・サイディに、ノールの家族をイランから脱出させる任務を依頼する。

その頃、イラン国連大使警備主任のジャヴァードは、大使館に内通者が居る事を示唆し、捜査していた。
国連大使邸でのパーティへの招待客リストを最後に承認したノールの同僚ハーレを疑っていた。
ハーレは、立ち入り禁止エリアに居たローズへ声を掛け、ノールの携帯を受け取っており、その映像が監視カメラにも映っていた。
携帯の持ち主を聞かれ、始めはノールを庇うが、夫にも疑いが及んだことで携帯の持ち主がノールである事を白状する。
ジャヴァ―ルは、ノールを疑い、自宅を捜査する。

ノールの実家に到着したサミは、ノールの家族を脱出させようとするが、弟のファルハードが激しい抵抗を見せる。
混乱の中、ファルハードは追って来た警察の銃を奪い、サミに向かって発砲。
サミは正当防衛でファルハードを射殺してしまう。

サミから報告を受けるピーターだが、機密情報の入った鞄の写真を入手するため、ノールに全員無事だと嘘をついた。

一方、タイ・バンコクでCIAの機密情報が入ったUSBを受け取った男、ジェイコブは、ソロモンと共に、ナイトアクションの機密情報を手に入れようとしていた。
ジェイコブは、高額報酬を約束し、ピーターの補足をソロモンに依頼する。

エピソード6 良きエージェント

キャサリンの過去とピーターとの関係

キャサリンは、13年前、相棒のノアとともに、ある危険な任務に当たっていた。
標的は、アントンという男。
彼らは、アントンの自宅に侵入し、盗聴器や監視カメラを設置しようとした。
しかし、予期せぬ事態が発生する。
自宅にいたユーリという男が、ノアを殺害し、キャサリンは間一髪のところで難を逃れた。

ユーリを拘束したキャサリンは、彼からアントンの居場所や、FBI内部に潜伏するスパイの存在、そして自身のこれまでの犯罪歴など、貴重な情報を得る。
FBIは、ユーリの供述に基づき、内部のスパイを特定することに動き出す。
そして、そのスパイこそが、ピーター・サザーランドであったと聞かされる。

深まる陰謀と裏切りの連鎖

ピーターは、ノールから機密情報の入った鞄の写真を入手するため、彼の家族が無事だと嘘をついた。
しかし、ローズはノールの心情を慮り、真実を告げるべきだと主張する。

一方、ノールはローズの様子を不審に思い、二人きりで話をしたいと申し出る。
ローズは、弟が怪我をしたと嘘をつき、ノールを安心させる。
罪悪感を抱きながらも、ローズはノールからUSBを受け取り、機密情報の写真を入手する。

しかし、その写真に写っていたのは、「フォックスグローブ」計画とは関係のない、ヨーロッパ在住の反イラン派のリストだった。
手がかりを失ったピーターは、ソロモンを拘束し、情報を聞き出すしかない状況に追い込まれる。

リストに印刷された識別番号から、印刷された場所と時間を特定し、捜査を進める。
その結果、リストを印刷したプリンターが設置されていた店の監視カメラに、フランスの対外治安維持局DGSEの捜査官、ジャグリーヌ・ロランの姿が映っていた。

ロランは、DGSEの機密情報を定期的にソロモンに提供していたことが判明する。
キャサリンは、ロランを介してソロモンとの接触を試みる。
しかし、ソロモンは、ロランが会わせたい人物が、イラン国連大使邸での情報漏洩事件に関わっていることを察知し、キャサリンからナイトアクションに関する情報を聞き出すつもりでいた。

結局、ソロモンはロランを殺害し、キャサリンは尋問を受けることになる。
ピーターとローズは、ソロモンの部下をかわし、ソロモンを拘束する。

イラン大使館の内通者と明かされる真実

イラン国連大使のアッバス・マンスリと警備主任のジャヴァードは、ソロモンから預かっていた鞄の中身が荒らされていることに気づき、ソロモンを問い詰める。
ジャヴァードは、パーティ当日の監視カメラ映像を提示し、ピーターとローズの姿を見せるが、ソロモンは彼らを知らぬと一蹴する。

一方、ジャヴァードは、大使館内に内通者がいると疑い、パーティの招待客リストを最後に承認したノールの同僚、ハーレに目をつけ始める。
ハーレは、立ち入り禁止区域にいたローズに声をかけ、ノールの携帯電話を受け取っていたことが監視カメラに捉えられていた。

ハーレは最初はノールを庇うが、夫にも疑いが及ぶことを恐れて、最終的にノールが携帯電話の持ち主であることを告白する。
ジャヴァードは、ノールの携帯電話を詳しく調べ始める。
その後、ジャヴァードとアッバスは、ノールを呼び出し、衝撃の事実を告げる。
ノールの弟、ファルハードが自宅から数キロ離れた場所で遺体で見つかったというのだ。

CIAの極秘軍事計画「フォックスグローブ」を利用したテロ計画

裕福な実業家、トーマスは、ある野心的な計画を密かに進めていた。
CIAの極秘軍事計画「フォックスグローブ」の証拠を手に入れ、それを盾に、自身の野望を達成しようと考えていた。
しかし、その計画は、彼のいとこであるマーカスの裏切りによって、思わぬ方向へと転換する。

マーカスは、トーマスの指示のもと、計画の重要な一端を担っていた。
それは、移動式の研究所から化学兵器を盗み出すことだった。
マーカスは、警備にあたっていた海兵隊員を殺害し、任務を遂行する。
しかし、マーカスの行動の背後には、トーマスの父親であるヴィクトルの影があった。
かつて国家の指導者として君臨し、戦争犯罪で有罪判決を受けたヴィクトルは、アメリカに対して大規模なテロ攻撃を計画していたのだ。
マーカスは、その計画の一環として、トーマスの指示に従い行動していたのである。

ヴィクトルの真の目的は、アメリカ社会に混乱を引き起こし、新たな秩序を築くことだった。
彼は、盗まれた化学兵器をアメリカ国内で爆発させ、大規模なテロ事件を引き起こすことで、その目的を達成しようとしていた。

第6話までの感想

YOSHIKI
YOSHIKI

"CIAの極秘軍事計画「フォックスグローブ」"と"フランスの対外治安維持局DGSEの機密情報であるヨーロッパ在住の反イラン派のリスト"の両方に関係しているソロモンを拘束した事でこの二つの機密情報の関係性がようやく見えてくるかもしれないですね。
陰謀が複雑に絡み合い、繋がってくる感じも面白いし、特にテンポの良さが緊張感を生んでいて、6話まで鑑賞したけど、僕的には、良い感じな印象です。

エピソード7 感情任せ

化学兵器製作までのカウントダウン

7話は、6年前、ソロモンと彼のボス・ジェイコブの出会いの場面から始まる。

ピーターは、拘束したソロモンから衝撃的な事実を聞き出す。
それは、「フォックスグローブ」計画の鍵となる物質が「シアン化合物」であるということだった。CIAが開発を計画していた9種類の化学物質のうち、シアン化合物以外にも、化学兵器の完成に必要な物質が存在するはずだと、ピーターたちは推測する。

ローズは、この情報を元に、20年前の「フォックスグローブ」計画に関わったコロンビア大学の化学教授、ウィルフレッド・コール博士を訪ねる。
コール博士は、計画の中止された段階では、全ての解毒剤が完成していなかったことを明かす。
また、過去にヴィクトル・バラが自国民に対して化学兵器を使った事件があったことを想起し、アメリカがヴィクトルに化学兵器を提供した可能性を指摘する。

その矢先、ピーターから、別の化学物質「オキサミル」が盗まれたという連絡が入る。
コール博士は、シアン化合物とオキサミルから、次の標的が「ヒドラジンBH」であると予測する。
キャサリンは現場に向かうが、すでに遅く、ヒドラジンBHも盗まれてしまっていた。

ソロモンは、化学物質を集めただけでは化学兵器は完成しないと、最後のピースとなる専門家の存在をほのめかす。
ヴィクトルの息子トーマスと、そのいとこであるマーカスは、化学兵器製造の最終段階として、コール博士を拉致する。
そして、負傷したコール博士とともに、ローズも保険として連れ去られてしまう。

窮地に追い込まれたノール、そして新たな局面へ

弟のファルハードが遺体で発見されたという衝撃的な事実を突きつけられ、ノールは深い悲しみに沈む。
彼女は、ピーターとローズに、なぜこのような事態になったのかと問いただす。

一方、ジャヴァードは、この密会を目撃し、ノールを厳しく尋問する。
ノールは、家族をアメリカに亡命させるために、自らイランの機密情報を漏らしたことを告白し、ピーターを引き渡すことを条件に、自身の身と家族の安全を保障してほしいと懇願する。

エピソード8 分岐

実験室の囚人であるローズとコール博士

拉致されたコール博士とローズは、絶望的な状況の中で、わずかな希望を見出す。
それは、拉致監禁されている施設で手に入る薬品を用いて、KX化学兵器の小型版を製造し時間を稼ぎ、その間に脱出方法を探る事だった。

しかし、彼らの計画は、マーカスによって見破られてしまう。
ローズの荷物から「フォックスグローブ」に関する機密文書を発見したトーマスは、ローズが単なる助手ではないことを確信する。
だが、テロの実行を急ぐマーカスとは異なり、トーマスは、彼自身の計画を遂行するために時間を稼ぎたかった。
彼は、マーカスに気づかれないよう、化学兵器の製造を遅らせることを提案する。

一方、マーカスは、小規模な実験装置で時間をかけて少しずつしか化学兵器を製造できない状況に苛立ちを募らせる。
彼はトーマスの指示で時間稼ぎをしていることを知ると、怒りを爆発させ、完成したばかりの小型KX化学兵器でトーマスを殺害してしまう。

残されたコール博士とローズは、マーカスの脅迫の下、本格的な化学兵器の製造を強いられることとなる。

ピーターが求める裏切りの報酬

ローズが拉致されたことを知ったピーターは、ソロモンを単独で連れ出し、彼に「フォックスグローブ」計画を売り渡した黒幕であるジェイコブの所へ案内させる。
ジェイコブは、ピーターに「国連の事務総長が持つある事件記録」と引き換えに、ローズの居場所と移動式兵器のラボの場所を教えるという取引を持ちかけてくる。

この情報を得たピーターは、国連に潜入し、その記録を入手する必要があると判断する。
彼は、かつて協力関係にあったノールに助けを求める。
ノールは、顔写真から来客用のバッジを作成すれば、国連に潜入できるとアドバイスする。

一方、ジャヴァードは、ピーターを捕まえるために、ノールを監視していた。
しかし、ノールは、家族の安全を確保するため、ジャヴァードにピーターの引き渡す為に、自らピーターに接触し、協力を求める。

ノールは、ピーターとの接触で、イランにいると聞かされていた母親が実はニューヨークにいることを知り、安堵する。
ノールは、外にジャヴァ―ルがピーターを捕まえる為に待ち構えている事を知らせる。
ピーターは、何とかジャヴァードを搔い潜り、その場から逃げる。

ノールは、イラン国連大使館に戻り、ピーターのために来客用のバッジを作成する。
その時、イラン国連大使アッバスがやってきてノールに出頭するように命じる。
その際に、デスクに置いてあった「フランスの反イラン派リスト」の機密情報を見つけたノールは、リストに載っている娘を助けるべきだと主張。
リストは、ノールにより奪われ、国連にバラされたという事にすれば娘は助かるとアッバスを説得し、見逃してもらう。

キャサリンは、ピーターが国連に潜入しようとしていることを察知し、彼を追跡する。
しかし、ピーターは、単独で行動することを決意し、キャサリンの制止を振り切る。

エピソード9 それぞれの利益

ピーターの危険な駆け引き

ローズの居場所を突き止めるため、ピーターはジェイコブとの取引に応じ、国連に潜入した。
ノールの協力を得て、国連事務総長のオフィスに侵入し、目的の事件記録を手に入れる。

国連から出てきたピーターは、キャサリンに見つかり追跡される。
しかし、そこにソロモンが現れ、キャサリンを拘束する。
激しい争いの末、キャサリンはソロモンを殺害し、その場から逃れる。

一方、ピーターはジェイコブと接触し、事件記録と引き換えにローズの居場所を聞き出す。
しかし、ジェイコブの目的は、単に事件記録の入手だけでなく、ピーターをアメリカの極秘捜査機関ナイトアクションの内通者として利用しようと考えていたのだ。

事件記録の内容は、ヴィクトル・バラという人物に関するものであった。
ヴィクトルは、かつて戦争犯罪を犯し、ハーグで収監されている人物だが、自国の人々に化学兵器を使用した際には、アメリカから兵器を購入したと主張していた。
しかし、その主張を裏付ける証拠はなく、事件は闇に葬られていた。
ジェイコブは、この事件記録から、ヴィクトルの主張が真実かどうかを確認しようとしていたのだ。

ノールの駆け引きとアッバスの裏切り

ノールは、ピーターと共に国連に入り、国連職員のフランス人アメリにイラン大使館が持つ「フランスの反イラン派リスト」を渡し、対象者を保護するように伝える。
その時、同僚のハーレから連絡が来て、ジャヴァ―ドにばれていると伝え逃げるように言われる。
国連から出たノールは、サミに保護され、母親と再会する。

ノールが国連に「フランスの反イラン派リスト」を渡した事で対象者となっていた娘を助ける事が出来るイラン国連大使アッバスだが、祖国への裏切り行為で処刑される可能性があった。
アッバスは、ノールに好意を抱いていたジャヴァ―ドが、反対を押し切り、「フランスの反イラン派リスト」の重要機密の保管場所を変えた途端、親しいノールが、機密情報を持ち去ったとしてジャヴァ―ドを裏切り者として責任を押し付けた。

化学兵器のタイムリミット

KX化学兵器製作を余儀なくされたローズとコール博士は、15本1セットのKX化学兵器を完成させる。
兵器が使われる事を恐れたローズらは、見た目は異なるが殺傷効果の無い不活性な化学物質を作りごまかそうとするが、マーカスにKX化学兵器の特徴である紫が該当しない事で偽物だと見抜いた。

警告として、コール博士の妻の腹をナイフで刺し、しっかり製作するように指示する。

絶望的な状況に追い込まれたコール博士とローズだったが、ローズの言葉に励まされ、再び希望を見出す。
彼らは、施設内にあった化学物質を組み合わせて、警備員を気絶させるガスを開発する。
見事に計画は成功し、警備員を無力化して施設から脱出を試みる。
しかし、コール博士は、脱出の際に、命を落としてしまう。

ローズらは、駆け付けたピーターに助けられ、無事に脱出に成功する。
そして、ピーターらに、トーマスが殺害されたこと、そしてマーカスが15本のKX化学兵器を持ち、国連へ向かっていることを伝える。

エピソード10 苦い後味

緊迫の攻防と新たな陰謀

国連ビルに警察やFBIを総動員し、テロ防止に全力を注ぐ。
情報では、今朝方、空調管理業者と名乗る5人組が国連ビルに入っていると判明。
ピーターとキャサリンは現場に出て、ローズは、モニターで犯人の顔の特定を手伝う事になる。

マーカスは、国連保安局の服を奪い、逃走。
KX化学兵器15個の内、14個は厳重に管理がされ、国連ビルに忍び込んだマーカスを覗く4名は射殺される。

マーカスは、トーマスの恋人であるスローンの所に逃げ、飛行機の用意をするように脅す。
ローズは、トーマスのSNSからスローンの存在にたどり着き、ピーターらと共に現場に向かう。

マーカスは、建物内の空調システムにKX化学兵器を設置し、スローンを盾に強行突破を試みるが、ピーターによって射殺。
KX化学兵器散布まで約6分と迫る中、ピーターらは、空調システムのセンサーに火災が起きたと反応させれば通気口が閉じるのではと考え、行動を開始。
作戦は成功し、全フロアの封鎖が完了し、KX化学兵器を閉じ込める事に成功した。

テロを防いだ後、ピーターは、ローズに別れを告げる。
彼女を危険に巻き込むわけにはいかないと考えたからだ。
そして、自らキャサリンに捕まり、事情聴取を受ける。

一方で、情報ブローカーのジェイコブは、大統領選挙を控えるヘイガン州知事と密会しており、政治に有利な情報を渡していた。
ピーターが国連から盗み出したヴィクトルがKX化学兵器をアメリカから買ったという情報をもみ消したという情報も渡しており、直後、対立候補だったノックスは、選挙まで2週間を切ったタイミングで立候補を取り下げ、大統領選挙は、ヘイガンの勝利が確定する。
ノックスは、CIA長官時代に「フォックスグローブ計画」を指揮しており、ヴィクトルにKX化学兵器が売られたのもノックスの許可があったものだと判明。

ピーターは、大統領選挙を左右する事に手を貸してしまった事になる。

ジェイコブは、ヘイガン州知事の操り人形なのか?それとも、ヘイガン州知事をコントロールし、大統領近辺の情報を売るのが目的なのか?
この癒着関係を捜査する事を任務とし、ピーターは解放される。

ジェイコブにピーターをナイトアクションの内通者と利用できると思い込ませ、そこを利用し根源を叩くという作戦だ。
根源は、大統領執務室まで及んでいる可能性もあり、それは、ナイトアクションにも極秘で捜査する必要があり、ピーターはより深い陰謀の中に飲まれていく。

個人的評価(10点満点評価)&全話観た後の感想

10点満点中/

YOSHIKI
YOSHIKI

シーズン2は、国際テロを防止しろ‼的なお話でしたね。
CIAの軍事化学兵器計画「フォックスグローブ」と「フランスの反イラン派リスト」という2つの機密情報に共通するソロモンやジェイコブといった情報ブローカーが複雑に絡み合い、話が進むに連れ、展開に引き込まれる内容だったように思います。
シーズン1よりも内容的にはキーファーサザーランド主演の24ーTWENTY FOURーを彷彿させる雰囲気があり、ライト版24って感じでした。
複雑に絡み合った情報が結びついて来るまではやや退屈な場面もありますが、テンポは良くて見やすいので政治サスペンスアクションが好きな方には、シーズン1同様おすすめです。
個人的には、シーズン2の方が好みでした。
というか、ピーターよりもローズの方が優秀じゃないですか?スカウトするべきだと思う。
でも、最終話のタイトル通り"苦い後味"な結末でしたね。
シーズン3まで決定していますので、ローズはまたピーターの前に現れるのか?更なる黒幕の存在など楽しみな点は残っています。
楽しみに待ってみましょう。

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コメント

  1. yyyy より:

    よみやすかったです!!ただ、トーマスとマーカスの記載が逆になってるかもです、、!

    • YOSHIKI より:

      コメントありがとうございます!読みやすかったって言ってもらえてうれしいです。トーマス、マーカスはちょっとややこしくてご指摘してもらえて助かります。確認してみますね!

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