少年犯罪の闇に迫る。Netflixドラマ『アドレセンス』観る価値を本音ネタバレレビュー!

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ドラマ『アドレセンス』これって見る価値あるのかな?率直に話します!

Netflixで配信が始まったドラマ『アドレセンス』、もう見ました?
クラスメイトを殺しちゃった13歳の少年が主人公っていう、なかなかヘビーな内容で、配信されてから結構話題になってる作品です。

YOSHIKI
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今日は、このドラマについて、ネタバレなしの部分から、思い切ってネタバレありの感想まで、個人的な意見を交えながら、じっくり話していこうかなと思ってます。
最後まで読んでもらえれば、「これ、ちょっと見てみようかな」とか「今回はパスかな」とか、あなたなりの答えが見つかるんじゃないかなと思います。

『アドレセンス』ってどんな話?基本情報をざっくり解説!

YOSHIKI
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まずは、『アドレセンス』の基本的な情報から。
どんなドラマなのか、簡単にまとめてみました。

●配信開始日:2025年3月13日
●上映時間:全4話で、1話あたり約57分
●ジャンル:サスペンス、ドラマ
●監督:フィリップ・バランティーニ
●キャスト: (役名)オーウェン・クーパー (ジェイミー・ミラー) 、スティーヴン・グレアム (エディ・ミラー) 、エリン・ドハティ (ブリオニー・アリストン) 、アシュリー・ウォルターズ (ルーク・バスコム警部) 、クリスティン・トレマルコ (マンダ) 、フェイ・マーセイ (ミシャ・フランク医師) 、アメリ・ピース (リサ) 、マーク・スタンリー、ジョー・ハートリー
●脚本:スティーヴン・グレアム、ジャック・ソーン
●配給:Netflix
●映画区分:16歳以上推奨

全4話で、1話が大体1時間弱くらいだから、週末にまとめて見るのにちょうどいいかもしれないね。
ジャンルはサスペンスとドラマだから、ドキドキする展開と、登場人物たちの気持ちが深く描かれてるよ。

YOSHIKI
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監督はフィリップ・バランティーニさん。
『ボイリング・ポイント/沸騰』っていう映画も撮った人で、あれもワンカット撮影が話題になったみたいですよ 。
今回の『アドレセンス』でも、その特徴的な撮り方がどう活きてるのか、ちょっと気になるところです。

見始めたら止まらないかも。「アドレセンス」の"観たくなる"あらすじ紹介

イギリス北部の静かな町で、13歳の少年が同級生の少女を殺害した。
平凡な家族を襲った突然の悲劇は、穏やかな町を震撼させる。
逮捕された少年の供述は曖昧で、真相は闇の中。
家族は混乱し、警察は執拗な捜査を続ける。
それぞれの視点が交錯する中で、事件の輪郭が次第に浮かび上がってくる。
しかし、それは決して単純なものではなかった。
家族、友人、隣人たち。
誰もが秘密を抱え、それぞれの思惑が絡み合い、物語は予想外の方向へ転がり始める。

YOSHIKI
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全4話を通して、観る者は事件の当事者として、真実とは何かを問い続けることになるはず。
予測不能な展開、登場人物たちの心の闇、張り詰めた緊張感。
あなたは真実を見抜けるか?

みんなはどう思った?Filmarksでの評価をチェック!

YOSHIKI
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やっぱり気になるのは、実際に見た人たちの感想ですよね。
そこで、映画レビューサイトFilmarksから、『アドレセンス』に対するみんなの声、特に良かったっていう意見と、ちょっと残念だったっていう意見をそれぞれピックアップしてみました。

みんなベタ褒め!Filmarksユーザーが語る『アドレセンス』の魅力!

Filmarksのレビューを見てると、まず目に付くのが、やっぱりあのワンカット撮影に対する絶賛の声。
「最初から最後までワンカットで、本当にその場にいるみたいだった!」っていう意見が多かったよ。
特に、取り調べのシーンとか、家族が感情的にぶつかり合うシーンとか、カットがないからこそ伝わる俳優さんたちの息遣いとか緊張感が、見てる人を物語にグッと引き込むみたい。

あと、主人公のジェイミーを演じたオーウェン・クーパーをはじめ、俳優さんたちの演技がすごく良かったっていう声も多い。
「ジェイミー役の子の演技が、本当に13歳の子に見えなくて、引き込まれた」「心理士役の人の演技も、思春期の複雑な気持ちをすごくリアルに表現してた」とか、演技に感動したっていうコメントが目立った印象があります 。

それから、「ただのサスペンスじゃなくて、家族の形とか、思春期の少年が抱える闇とか、色々考えさせられるテーマがあった」っていう意見もあって、作品の深さも評価されてるみたい。
脚本を書いたスティーヴン・グレアムの手腕を褒める声もあって、どの話も面白くて、最後まで飽きさせない展開になってるみたいです。

ちょっと残念…Filmarksユーザーが指摘する『アドレセンス』の課題点

もちろん、ちょっと厳しい意見もありました。
特に、あのワンカット撮影について、「臨場感はあるんだけど、見てるこっちが疲れちゃった」っていう人もいたみたい。
確かに、ずっと気が抜けない感じが続くから、人によっては長く感じるのかもしれないです。

それと、「テーマは良いと思うんだけど、なんか浅な感じで、本当に伝えたいことがよく分からなかった」とか、「結局、何が言いたかったんだろう?」っていう声も。
作品が扱ってるテーマが深いだけに、人によってはちょっと難しく感じた部分もあったのかもしれないですね。

あとは、「全体的に雰囲気が暗くて、見終わった後にズーンって気持ちになった」っていう感想も。
事件の内容が内容だから、後味が重く感じた人もいるみたいですね。

個人的には〇〇点!ネタバレなしで『アドレセンス』の感想を語る!

個人的評価:8/10点

Filmarksのレビューも参考にしつつ、私が『アドレセンス』を見て最初に思ったのは、「これ、ただのサスペンスじゃないな」ってこと。
全4話を通して、事件の真相だけじゃなくて、登場人物それぞれの心の葛藤とか、社会が抱える問題みたいなものまで、深く掘り下げてるように感じたんだよね。

特に印象的だったのは、やっぱり全編ワンカットっていう撮影方法。
これのおかげで、画面に映るもの全てがすごくリアルに感じられて、まるで自分がその場にいるみたいな臨場感を味わえた。
主演のオーウェン・クーパーの演技も本当に素晴らしくて、彼の繊細で力強い演技には、すごく心を揺さぶられた。

ただ、さっきのFilmarksのレビューにもあったように、このワンカットっていうのが、人によっては長く感じたり、ちょっと疲れちゃうかもしれないなとも思った。
それに、事件の真相が全部ハッキリするわけじゃないから、スッキリした終わり方を期待する人には、ちょっと物足りないかもしれない。

それでも、全体的にはすごく見応えのある作品だったと思う。
個人的に点数を付けるなら、10点満点中8点かな。
あの独特な演出と、色々と考えさせられるテーマは、見た人の心に深い余韻を残してくれると思います。

【ここからネタバレ!】『アドレセンス』の衝撃的なあらすじ展開を解説!

ここからは、物語の核心に触れるネタバレありの話になります。
まだ見てない人は、この先を読むかどうか、よく考えてくださいね。

物語は、ジェイミーが逮捕されるっていう、衝撃的なシーンから始まります。
警察の取り調べとか、両親のエディとマンダの苦しみ、それにジェイミーの心理療法士ブリオニーとのカウンセリングを通して、事件の真相が少しずつ見えてきます。

各エピソードは、それぞれの視点から描かれていて、第1話は主に警察の捜査、第2話はジェイミーの家族、第3話は心理療法士のブリオニー、そして第4話ではまた警察の視点に戻るっていう構成になってる。
このおかげで、色んな角度から事件を見ることができて、それぞれのキャラクターの気持ちとか立場がすごくよく理解できるようになっています。

話が進むにつれて、ジェイミーが抱えている複雑な内面とか、彼の周りの環境がだんだん明らかになっていきます。
彼は、インターネット上で過激な思想を持った人の影響を受けていて 、それが彼の行動に大きく関わっていたことが示唆されます。
それに、家族の関係も決してうまくいっているとは言えなくて、父親のエディは昔のトラウマから アルコール依存症に苦しんでいて、母親のマンダも息子のことで精神的に追い詰められていました。

結局、ジェイミーが同級生を殺した動機はハッキリとは語られないんだけど、彼の抱えていた孤独とか怒り、それに歪んだイデオロギーが複雑に絡み合った結果なんだろうなって思わされる。
最後のシーンでは、父親のエディが一人で静かに涙を流す姿が描かれていて、事件の深い悲しみと、残された人たちの癒えない心の傷を象徴しているように感じました。

ネタバレ全開!『アドレセンス』についてもっと深く語ってみる!

ネタバレありで改めて考えてみると、このドラマはただの少年犯罪の話じゃなくて、今の社会が抱えている色々な問題を映し出しているように感じます。
特に、インターネットを通じて広がる有害な思想が、思春期の少年の心に与える影響は本当に怖いなって思った。
ジェイミーは、現実の世界で自分の居場所を見つけられなくて、SNSという仮想空間に心の拠り所を求めた結果、あんな悲しいことになってしまったのかもしれない。

それに、家族っていう繋がりの脆さとか、コミュニケーションの難しさもすごく考えさせられた。
もし、ジェイミーがもっと早く誰かに自分自身の問題を打ち明けることができていたら、あるいは、彼の周りの大人が彼の異変に気づいていれば、この事件は防げたのかもしれない。
ラストシーンのエディの涙は、そんな後悔とかの気持ちを表しているんじゃないかなと思う。

全編ワンカットっていう撮影方法は、この物語のリアリティを強める事に、すごく効果的だったと思う。
ほとんどカットがないことで、登場人物たちの感情の動きとか、その場の空気感が途切れることなく伝わってきました。
特に、第3話のブリオニーとジェイミーの長い会話のシーンは本当に見応えがあって、二人の間に流れる緊張感とか、ジェイミーの心の奥底に潜む闇が、見ている僕たちにまで伝わってくるようだった。

この作品を見て、僕は改めて、思春期っていうすごく繊細な時期に、子供たちが抱える孤独とか不安に寄り添うことの大切さを感じました。
それに、インターネット社会における情報との向き合い方とか、家族のコミュニケーションのあり方についても、もっと深く考えていかないといけないなって思いました。

結局、ドラマ『アドレセンス』って〇〇だった?

結論としては、『アドレセンス』は、その衝撃的な内容と、全編ワンカットっていう珍しい演出で、見た人の心に深く刻まれるドラマだったと思う。
主演のオーウェン・クーパーの演技は本当に素晴らしくて、彼の繊細な表情とか感情表現は、見た人の心を強く揺さぶる力があると思う 。

このドラマは、ただのサスペンスとして楽しむだけじゃなくて、今の社会が抱える問題とか、人間の心の複雑さについて、深く考えさせられるきっかけをくれると思います。
ただ、内容は重くて、見た後の気分も決して明るいものにはならないかもしれない。
それに、ワンカットっていう特殊な撮影方法が、人によっては合わない可能性もあると思う。

それでも、僕ははこの作品を多くの人に見てほしいと思ってる。
特に、子供を持つ親御さんとか、教育に関わる仕事をしている人には、ぜひ見てもらって、何かを感じ取ってほしい。

『アドレセンス』は、あなたの心に深く突き刺さって、忘れられない余韻を残すことになるんじゃないかなって思っています。

ドラマ『アドレセンス』終わり

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