Netflixドラマ『ゼロデイ』ネタバレ感想!ラスト結末は?

Netflix

今回、紹介する作品は『ゼロデイ』です。

『ゼロデイ』あらすじ&キャスト紹介!

序章:息もつかせぬ展開に、あなたは釘付けになる。

アメリカ合衆国を震撼させた、未曾有の通信障害。
それは、多数の死者を出す大規模なサイバー攻撃の序章に過ぎなかった。
事態を重く見た現職大統領は、元大統領ジョージ・マレン(ロバート・デ・ニーロ)に、この壊滅的なサイバー攻撃の真相解明という重責を託す。
マレンは、特別捜査委員会のトップとして、真相を追い求める。
しかし、捜査を進めるうちに、このサイバー攻撃が単なるテロ行為ではなく、国家を揺るがす巨大な陰謀の氷山の一角に過ぎないことに気づく。
政府内部の権力闘争、そして、過去の自身の行動が、今回の事件に深く関わっていることを知ったマレンは、苦悩しながらも真相を追求していく。

果たして、マレンは陰謀の黒幕を暴き、国家を危機から救うことができるのか?

この記事では、ドラマ『ゼロデイ』のネタバレ感想を紹介しています。
この記事は、一部プロモーションを含んでいます。
『ゼロデイ』は、どんな人にお薦め?
🔸サスペンスドラマ好き: 予測不能な展開と、緊迫感あふれる演出で、最後まで目が離せない展開あり!
🔸社会派ドラマ好き: サイバーテロという現代社会が抱える脅威を題材にし、政治や権力、そして人間の倫理観に深く切り込んだ内容だ!
🔸ロバート・デ・ニーロファン: 主演のロバート・デ・ニーロの、重厚な演技と存在感は魅力的!

個人的評価(10点満点評価)&ネタバレなし感想

10点満点中/

YOSHIKI
YOSHIKI
いやぁ、なかなかに見ごたえがありましたね!
ロバートデニーロ主演ドラマって意外にもこれが初
彼が出演しているだけでかなり引き締まった作品になっていたように感じます。
以下では、ネタバレ無しでこの作品の良かった点や残念な点を振り返ってみたいと思いますので、時間にゆとりがある方は、是非、読んでもらえたらと思います。
Netflixオリジナルドラマ『ゼロデイ』は、政治とサイバー攻撃をテーマにした骨太な作品でありますが、鑑賞後の評価は、賛否が別れる可能性を感じている。
その意見を以下に記します。

高評価:政治劇のリアルさと緊迫感

本作は、リアルな政治ドラマとしての魅力がある。
特に、ロバート・デ・ニーロの圧倒的な演技力、現実の国際情勢とリンクしたサイバー攻撃の設定、そして「誰が敵か味方かわからない」緊張感あふれる展開は、好印象

「まるで現実で起こりそうな話」「政治サスペンスとしての完成度が高い」といった意見も多く、本作が持つリアリティと緊迫感が支持されていることがわかる。

低評価:難解なストーリーと専門用語

一方で、「内容が難しすぎる」「専門用語が多くて理解が追いつかない」という批判も少なくない。
NSA(国家安全保障局)やGRU(ロシア軍参謀本部情報総局)といったスパイ機関の専門用語が多用されており、政治やサイバー攻撃に詳しくないと理解しにくい場面がある。

また、「アクション要素が少なく、地味に感じる」という意見もあり、スピーディーな展開を期待していた人には低評価意見もあるようだ。
確かにナイトアクションシリーズと比較すると、かなり地味。

『ゼロデイ』は、本格的な政治サスペンスとして、見応えのある作品であることは間違いない。
しかし、専門用語の多用や複雑なストーリー展開は、それに慣れない視聴者にとっては、ハードルが高い作品って感じる方もいるかもしれない。

そんな時は、以下に示すあらすじ解説を参考にしてもらえたら嬉しいです。

ここからネタバレ感想について話していきますので、ネタバレ無しで鑑賞したい方は、注意してお読みください。

『ゼロデイ』ネタバレ全話解説&考察

エピソード1:元大統領ジョージ・マレンの苦闘

穏やかな隠居生活を送る元大統領マレン。
現在は、本を書いており、編集者のアナ・シンドラーに出版予定の回顧録の完成を急かされている

しかし、全米を襲った未曾有のサイバー攻撃で日常は一変する。
アナ・シンドラーもその犠牲者の一人となった。
国民のスマートフォンには、「This will happen again(この攻撃はまた起こる)」というメッセージが表示され、人々の間に恐怖と不安が広がった。
3402人もの犠牲者を出したこの事件の真相を解明するため、現職大統領ミッチェルと会談し、マレンは特別捜査委員会のトップに就任する。

マレンはモサド(イスラエル諜報特務庁)の情報を持つ男・ナタンと接触し、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)がニューヨークのハッカー集団に資金を出し、リーダーのフェリックスという人物がブロンクスにゼロデイ攻撃用のサーバーを設置したという情報を得る。

深夜、ナタンから電話でさらなる情報を聞くマレン。
しかし翌朝、自分がメモしたノートを見ると、「誰がバンビを殺した?」という意味不明な文章がいくつも書かれていた。
そして、最後には、「バンビを殺したのはジョージ・マレン」と書かれていた。
マレンはキッチンに見知らぬ男性がいるのを見て「ヘクターはどこだ?」と怒鳴りつける。
妻のシーラは「ヘクターは5年前に辞めている」と告げる。
マレンの記憶は、混乱し始めていた。

エピソード2:深まる謎と暗躍する影

元大統領マレンは、サイバーテロ対策本部で対策を協議中。
犯人は依然としてマルウェアを起動できる状態であり、新たな攻撃の脅威が迫っていた。

同時期、ブロンクスでハッカー大量殺害事件が発生し、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)工作員レベデラの関与が浮上する。

ロジャーは、ロシア石油株を空売りしていたリンドンと密会し、情報提供を求めるが、「モスクワに目を向けろ」と指示される。

マレンは、死んだはずの編集者アナ・シンドラーを目撃し、ロジャーに調査を依頼するが、遺体は消えていた。

妻シーラは、マレンの元不倫相手ヴァレリーを補佐官に復帰させ、娘アレクサンドラは監視委員会メンバーに就任し、マレンと対立。

マレンは、ハッカーのパトリック・オキーフを特定し、ゼロデイ委員会の指示で逮捕。
オキーフを追っていたロシアのアレクシは、何者かに轢かれて死亡する。

オキーフは、サイバー攻撃の重要人物フェリックス(本名:アンディ・フランクリン)はロシアのスパイではないと証言。
ロジャーはロシア側の始末屋から、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)はハッカー集団に資金提供したが、ゼロデイ攻撃には関与していないという情報を得る。

始末屋は、アメリカの国内テロ組織リーパーズに多額の資金が流れている証拠を見せ、「プロテウス」という兵器が使われたことを示唆する。

マレンは「敵は国内にいる」と声明を発表するが、CIA長官は「プロテウスは政府のプログラムだ」と報告する。

エピソード3:リーパーズとプロテウスの影

元大統領ジョージ・マレンは、サイバーテロ組織「リーパーズ」のメンバー逮捕を指示する。
しかし、逮捕されたのは未成年者を含む小規模な集団であり、リーダーの存在は確認されなかった。
人気司会者エヴァン・グリーンは、マレンの強硬な手段を批判し、市民の権利を擁護する。

リーパーズの取り調べが進む中、メンバーの一人であるエリック・ヘイズが、ハッカーへの送金に関与していたことが判明する。
マレンはヘイズと面会し、父親の透析中止と息子の里子縁組をほのめかす。
ヘイズは恐怖に駆られ、真実を語り始める。

ヘイズによると、ゼロデイ攻撃の提案者はレオンという男性であり、彼がハッカー集団に資金提供し、NSA(アメリカ国家安全保障局)が開発したマルウェアを盗ませたという。
ヘイズは、そのマルウェアのデータをUSBにコピーし、アイダホの農場でレオンに渡したという。

マレンは農場を捜索するが、発見されたのはいくつかのサーバーのみで、マルウェアのデータは復旧できなかった。
一方、ロバート・リンドンはロジャーを呼び出し、エヴァン・グリーンやアナ・シンドラーが写っている写真を渡す。
リンドンは国外逃亡を計画していることを示唆する。

マレンはロジャーから受け取った写真を証拠に、グリーンをテロ組織関与の容疑で拘束する。
ヴァレリーはCIA長官に会い、プロテウスのプログラム再起動の有無を確認する。
長官は、以前にマレンの指示でプログラムを停止したと回答する。

エピソード4:金融危機とロジャーの死

アメリカンホームステッド銀行がサイバー攻撃を受け、市民は預金に不安を感じ暴動寸前だった。
ミッチェル大統領は金融活動を一時停止する。

一方、ヴァレリーはプロテウスが神経兵器だと知り、マレンも幻覚症状を自覚する。
精神鑑定ではマレンの認知能力に異常はなかった。

ロジャーは、AM無線機が暗号通信に使われていることを発見するが、リンドンの関係者から脅迫され、マレンの精神異常の証拠を要求される。

その後、ロジャーは自宅で溺死と見せかけられ、殺害される。
マレンはロジャーの死に、息子ニックの死を重ねていた。

下院議長はシーラを証言台に呼び、マレンの潔白を証明させようとする。

エピソード5:真相の核心へ

元大統領マレンは、サイバーテロ組織「リーパーズ」の逮捕を指示するが、得られた情報は関係のない人物のものだった。
人気司会者グリーンはマレンを批判するが、その後拷問を受け釈放される。

一方、ロジャーが入手した写真は偽物だと判明。ロジャーの葬儀が行われる中、娘のアレクサンドラは弟の死は自殺だったとマレンを責める。

大統領から辞任を迫られたマレンは、ロジャーのメモから、サイバーテロの関係者がAM無線・1140Hzを使っていることを突き止める。

暗号を解読した結果、リンドンが関与していることが判明。マレンたちは1140Hzを使ってテロ組織のメンバーを逮捕する。男はIT企業CEOモニカ・キダーの指示を受けていた。

マレンはキダーの逮捕を指示するが、銃撃戦となる。
キダーは、娘の秘密を暴露すると脅迫するが、最終的に逮捕される。

マルウェアの証拠も掴んだが、その後キダーは留置場で首を吊って死亡しているのが発見される。

最終話:真実の代償

アレクサンドラはドライヤー下院議長に会い、彼がゼロデイ攻撃の黒幕だと知る。
ドライヤー下院議長とアレクサンドラは、アメリカの自由を「正す」ためにキダーと協力して攻撃を引き起こした。

再び通信インフラが麻痺する中、マレンはグリーンの支持者たちに囲まれるが、機動隊に助けられる。 そして、無線を使って自分が死亡したと偽装し、ドライヤーたちを欺く。

マレンはアレクサンドラから真相を聞き出し、ドライヤーを呼び出す。
ドライヤーはアメリカを変えるために攻撃を仕掛けたと語るが、娘をかばうマレンを脅迫する。

報告書に悩むマレンに、大統領は「真実が最も重要でないこともある」と告げる。
翌朝、マレンは鳥の餌箱にプロテウスの装置を見つけるが、それが自分を狂わせていたかは不明。

両院議会で、マレンはキダーがサイバー兵器で攻撃を起こしたと嘘の報告をし、ドライヤーとアレクサンドラの関与を暴露する。

マレンが家に帰ると妻はいなかった。
マレンは回顧録を燃やし、日常に戻る。

ドラマ『ゼロデイ』おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました