1分で分かる!
この記事のポイント!
Amazonプライムビデオで話題のアクションスリラー『G20大統領を救出せよ』。
この記事を読めば、あなたの知りたい情報がきっと見つかります!
●Filmarksから読み解く世間の声(肯定的/否定的意見)が分かる
●『G20大統領を救出せよ』のネタバレなし感想&10点満点評価
●ネタバレありあらすじ解説
●ネタバレあり感想&妄想考察

「観ようか迷っている…」「もう観たけど、他の人の感想や考察が知りたい!」そんなあなたにピッタリ。
この映画の魅力を、基本情報から深掘り考察まで、余すところなくお届けします。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
『G20大統領を救出せよ』基本情報をサクッと解説!
まずは、作品の基本情報をチェックしておきましょう。
●上映時間: 110分
●ジャンル: アクション/サスペンス/スリラー
●脚本: ケイトリン・パリッシュ
●配給: Amazon Prime Video

主演は『フェンス』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたヴィオラ・デイヴィス。
そして悪役には、ドラマ『ザ・ボーイズ』のホームランダー役で強烈な印象を残したアントニー・スター。
この二人の対決だけでも、期待が高まりますね。
『G20大統領を救出せよ』のあらすじ
南アフリカ、ケープタウン。
世界中の指導者が一堂に会するG20サミットの会場が、突如として重武装したテロリスト集団に乗っ取られた。
国際政治の華やかな舞台は一転、各国の首脳が人質となる悪夢のシナリオへ。
この絶体絶命の危機の中、ただ一人、敵の手を逃れた人物がいた。
アメリカ合衆国大統領、ダニエル・サットン(ヴィオラ・デイヴィス)。
だが、彼女は守られるだけの存在ではない。
元軍人としての過去を持ち、驚異的な戦闘スキルと冷静な判断力を兼ね備えていたのだ。
囚われた家族、世界のリーダーたち、そして踏みにじられようとしている「自由」を奪還するため、サットンは己の能力を解き放ち、冷酷なテロリストリーダー(アントニー・スター)に孤独な戦いを挑む。
邦題『大統領を救出せよ』とは裏腹に、大統領自らが最前線で戦う、アドレナリン全開のノンストップ・アクションスリラーが幕を開ける!
世間の声:『G20大統領を救出せよ』Filmarksユーザーの評価は?

Amazonプライムビデオで配信中の本作、映画好きが集まるFilmarksではどのような評価を受けているのでしょうか?
肯定的な意見と否定的な意見、両方を見ていきましょう。
絶賛の声多数!『G20大統領を救出せよ』の魅力!
まずは、ポジティブなレビューから。
●「アントニー・スターの悪役ぶりが最高!」
●「王道アクションだけど、ハラハラドキドキで楽しめる!」
●「脇役キャラも魅力的!」
- アクションと主演: ヴィオラ・デイヴィスが演じる「戦う大統領」のアクションシーンや、彼女が協力者と共に困難に立ち向かう姿に好評(『ウーマン・キング』を思い起こす人も)。
- 悪役の魅力: 悪役を演じたアントニー・スターの冷徹な演技と存在感が絶賛されており、「ハマり役」との声が多く聞かれる。
- 王道のストーリー: 『ダイ・ハード』や『エアフォース・ワン』のような定番のアクション映画の面白さがあり、「テンポが良く安心して楽しめる」「クライマックスが盛り上がる」と評価されている。
- 脇役の活躍: 大統領を支えるボディガード、成長を見せるイギリス首相、ITスキルで貢献する娘など、脇役キャラクターたちの魅力も作品を支えている。
期待外れ?『G20大統領を救出せよ』の課題点!
一方で、もちろん厳しい意見もあります。
●「邦題『大統領を救出せよ』は内容と合ってない?」
●「ご都合主義的な展開やリアリティに欠ける部分も」
●「アメリカ中心主義的な視点が気になる」
- ストーリーのオリジナリティ不足: 過去のアクション映画と似た展開が多く、「どこかで観たことがある」ような既視感を覚えるという声がある。
- 邦題と内容の不一致: 『G20大統領を救出せよ』というタイトルなのに、実際は大統領自身が戦う内容であるため、そのギャップに疑問を持つ人が多いようです。
- アクションのご都合主義: 主人公や敵が不死身すぎたり、銃撃戦の展開にリアリティがなかったりするなど、アクションシーンがご都合主義的に感じられるという意見が見られる。
- アメリカ中心的な視点: 物語がアメリカ大統領を中心に進み、他のG20首脳の存在感が薄い点について、アメリカ中心主義的だと指摘する声も。
- 主演の役柄について: ヴィオラ・デイヴィスの演技は全体的に評価されているものの、一部では「大統領としての威厳や雰囲気」がもう少し欲しかったと感じる人もいるようです。

これらの点が、一部の視聴者にとっては本作の評価を下げる要因となっているようです。
『G20大統領を救出せよ』ネタバレ無し感想&10点満点評価
『G20大統領を救出せよ』気になる点数は?
Amazon Prime Videoで配信開始された本作、ヴィオラ・デイヴィス主演、アントニー・スターが悪役というだけで期待値が高まりますよね!
実際に鑑賞してみて、アクション映画好きならしっかり楽しめる、骨太なエンターテイメント作品だと感じました。
まず特筆すべきは、主演ヴィオラ・デイヴィスの圧倒的な存在感です。
「戦う大統領」という、ともすれば荒唐無稽になりかねない設定に、彼女が持つ確かな演技力とカリスマ性で見事に説得力を持たせています。
困難な状況下で見せるリーダーシップ、そして時折見せる人間味、さらにはアクションシーンでの迫力。
まさにハマり役と言えるでしょう。
対する悪役アントニー・スターの怪演も本作の大きな魅力です。
『ザ・ボーイズ』のホームランダー役とは異なる、冷徹で計算高いテロリストリーダー像を不気味に演じきっており、物語全体に常にピリピリとした緊張感を与えていました。
この二人の対峙だけでも観る価値があると感じました。
ストーリーは、多くの方が指摘するように『ダイ・ハード』などを彷彿とさせる王道のアクション展開です。
「どこかで観たことがある」と感じる場面や、邦題と内容のギャップ(笑)など、オリジナリティという点では少し物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、その王道感が逆にテンポの良さと分かりやすさを生み出し、最後まで飽きさせない力になっています。
アクションシーンは、リアリティよりもエンターテイメントとしての爽快感を重視した演出で、手に汗握る攻防戦が次々と繰り広げられます。
難しい理屈は抜きにして、スカッとできるアクションを求めている時には最適な一本です。
総じて、ストーリーの既視感など気になる点はあるものの、主演二人の確かな演技と、ツボを押さえたアクション演出が光る、満足度の高いアクション・スリラーでした。
気軽に楽しめる娯楽大作として、おすすめできます!
『G20大統領を救出せよ』ネタバレあらすじ解説!
国際的な注目が集まる南アフリカ・ケープタウンのG20サミット会場が、一瞬にしてテロリストの手に落ちた!
元特殊部隊員ラトリッジ(アントニー・スター)率いる謎の集団が会場を完全制圧、各国首脳は人質となる。
狙いは何か?
デジタル通貨について言及する彼らの真の目的は?
混乱の中、アメリカ初の女性大統領ダニエル・サットン(ヴィオラ・デイヴィス)は、ボディガードのマニー(ラモン・ロドリゲス)と共に辛くも脱出に成功。
しかし彼女は、ただ守られるだけの存在ではなかった。
元軍人としての戦闘スキルを秘めていたのだ。
サットンは、同じく生き残ったイギリス首相やIMF専務理事、現地の捜査官らと即席のチームを結成。
さらに、別室にいた娘セリーナが天才的なITスキルで外部との連絡役となり、反撃作戦が始動する。
会場内を知り尽くしたゲリラ戦術、武器庫からの装備調達、そして仲間との連携プレイ。
サットンたちは少数ながらも、最新装備のテロリスト集団を相手に一歩も引かない。
しかし、敵も強力であり、仲間の負傷など絶体絶命のピンチが続く。
全てが決するのは、サットン大統領とテロリストリーダー、ラトリッジとの最終決戦。
銃弾が飛び交い、激しい格闘が繰り広げられる死闘の末、サットンはラトリッジを倒し、テロを鎮圧する。
人質は全員解放され、サットンは英雄的な称賛を受ける。
この過酷な経験を経て、彼女は自身のリーダーシップを再確認し、ぎくしゃくしていた娘との関係にも変化が訪れる。
ネタバレ感想&勝手に妄想考察『G20大統領を救出せよ』

さて、ここからは鑑賞済みの皆さんと、物語の核心に触れながら、個人的に感じたことや考えたこと、そして自由に想像の翼を広げた「勝手な妄想」を展開していきたいと思います!
やっぱり引っかかる?邦題『G20大統領を救出せよ』問題
まず、多くの方が鑑賞後に抱いたであろう疑問…それは邦題です。
原題がシンプルな『G20』であるのに対し、なぜ『大統領を救出せよ』という副題がついたのか。
実際には大統領自身が最前線で戦う物語だけに、「いや、むしろ救出してる側!」というツッコミを入れたくなりますよね(笑)。
配給側の判断として、危機感を煽る意図があったのかもしれません。
あるいは、「政治的な苦境や家庭内の問題という『見えない檻』から、大統領自身が自分を『救出』する物語」…なんて深読みもできなくはないですが、やはりアクション映画として、内容とのギャップは少し気になるところでしたねー。
過小評価からの覚醒:サットン大統領の魅力
本作の大きな魅力は、ヴィオラ・デイヴィスが力強く演じたサットン大統領のキャラクターアークにあると思う。
物語の序盤、彼女は初の黒人女性大統領として、様々なプレッシャーや、見えない偏見に晒されている様子がうかがえました。
しかし、テロという極限状況が、彼女の中に眠っていた元軍人としての資質を呼び覚まし、見事なリーダーシップを発揮。
この危機を通して、彼女は周囲の評価を一変させ、自身の真価を証明した。
これは単なるアクションヒロイン誕生物語ではなく、逆境を乗り越え、固定観念に立ち向かう強い女性リーダーの物語としても、非常に見応えがありました。
「王道アクション」はマンネリか、セオリー通りか?
ストーリー展開が『ダイ・ハード』や『エアフォース・ワン』といった過去の名作を彷彿とさせる、という意見はよく聞かれるみたいです。
確かにその通りなのですが、個人的には、この「王道」のフォーマットがむしろ心地よく感じられました。
アクション映画ファンが期待する「お約束」をしっかりと描きつつ、主演にヴィオラ・デイヴィスという圧倒的な存在感を置くことで、単なる模倣に終わらない新鮮さも生み出していたと思います。
彼女が武器を手に戦う姿は、既存のアクションヒーロー像をアップデートするような力強さがありました。
悪役アントニー・スターの好演
「ホームランダー」役の強烈なイメージを持つアントニー・スターですが、本作の冷徹なテロリストリーダー、ラトリッジ役も非常に印象的でした。
彼の計算高く非情なキャラクターが、物語全体にピリリとした緊張感を与えていましたね。
欲を言えば、彼がなぜこのような凶行に至ったのか、その背景や動機にもう少し光が当てられていれば、キャラクターの深みがさらに増し、物語全体のドラマ性も高まったかもしれません。
リアリティラインとエンタメのバランス
「あの状況でよく助かったな…」「大統領、驚異的な回避能力!」など、アクションシーンにおけるリアリティの面で「?」が浮かぶ瞬間は、確かにいくつかありました。
しかし、これはアクション・エンターテイメントの宿命とも言える。
ある程度のフィクション性は、物語を盛り上げるためのスパイスとして楽しむのが良いと思う。
本作は、そのバランス感覚が比較的うまく取れていたのではないでしょうか。
(ここからは妄想タイム)サットン大統領の未来予想図

さて、ここからは完全に自由な発想で、あのG20テロ事件を乗り越えたサットン大統領の「その後」を想像してみましょう!
●政界での影響力
間違いなく支持率は急上昇。
「テロに屈しない英雄」として、国内外でレジェンド扱いでしょう。
再選はほぼ確実?
ただ、作戦があまりにもアメリカ主導だったため、他のG20諸国とのパワーバランスに変化が起きるかも…?
●家族関係の修復
事件を通じて、娘セリーナとのわだかまりは完全に解消されたはず。
互いの大切さを痛感し、以前よりもっと強い絆で結ばれるのではないでしょうか?
●国際社会への貢献
テロの脅威を身をもって体験したことで、国際的なテロ対策のリーダーシップをさらに強化していくかもしれません。
G20のあり方も、より安全保障に重点を置く方向に変わっていく可能性も?
●歴史に刻まれるレガシー
「戦う大統領」として、後世に語り継がれる存在になるのは確実。
退任後も安全保障のエキスパートとして活躍し、回顧録を書けば世界的なベストセラーに…(って、それはこの映画のことか!笑)。

…などなど、想像は膨らむばかり。
それだけサットン大統領が観客の心を掴む、魅力的なキャラクターだったということですね。
まとめ:『G20大統領を救出せよ』の魅力を一言で表すなら…

さて、ここまで『G20大統領を救出せよ』について語ってきましたが、最後にこの映画の魅力をまとめてみましょう。
●アントニー・スターの怪演が光る悪役
●王道ながらも手に汗握るアクションとスリル
●テンポの良い展開で最後まで飽きさせない
「最近、頭を使う映画が多くて疲れた…」「何も考えずにスカッとできるアクションが観たい!」そんな風に思っているあなたに、まさに『G20大統領を救出せよ』はおすすめです!
ストーリーの展開に既視感を覚えたり、邦題に「おや?」と思ったりする部分があるのは、まあご愛嬌(笑)。
それよりも、ヴィオラ・デイヴィス(戦う大統領、かっこよすぎ!)とアントニー・スター(悪役っぷりが光る!)の熱演、そして「これが見たかった!」と思わせてくれるツボを押さえたアクションシーンに注目してください!
難しいことは考えず、手に汗握る展開に身を委ねるだけでOK。
Amazon Prime Videoで配信中なので、週末の夜などに気軽に楽しめますよ。
ヴィオラ・デイヴィスの新たな代表作になるかも?
しれない、このアクション大作をぜひ!
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