この記事のポイント!
今期の注目作、阿部寛さん主演の日曜劇場『キャスター』。
テレビ局の報道番組を舞台にした、骨太な社会派エンターテインメントとして話題沸騰中です。
この記事を読めば、
●『日曜劇場 ドラマ キャスター』の基本情報が分かる
●Filmarksから読み解く世間の声(肯定的/否定的意見)が分かる
●『日曜劇場 ドラマ キャスター』のネタバレなし感想&10点満点評価
●ネタバレありあらすじ解説
●ネタバレあり感想&妄想考察
など、この作品に関するあらゆる情報が得られます!

「視聴しようか迷っている…」「もう観たけど、もっと深く知りたい!」そんなあなたにピッタリの記事だと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
基本情報をサクッと解説!
●配信開始日: 各話初回放送直後よりU-NEXT、TVer、TBS FREEにて配信開始。
Netflixでは翌4月14日(月)より配信。
●放送時間/話数: 毎週日曜 夜9時00分~9時54分 (TBS系列)
初回は よる9時00分~10時19分の25分拡大スペシャル。話数は未定(予定)。
●ジャンル: 社会派エンターテインメント
●脚本: 槌谷健、及川真実、李正美、谷碧仁、守口悠介、北浦勝大
●制作著作: TBS
●主題歌: tuki. 「騙シ愛」(月面着陸計画)
●進藤壮一/阿部寛 (幼少期:馬場律樹):メインキャスター
●崎久保華/永野芽郁:総合演出
●本橋悠介/道枝駿佑 (なにわ男子):アシスタントディレクター
●小池奈美/月城かなと:サブキャスター
●尾野順也/木村達成:編集
●チェ・ジェソン/キム・ムジュン:アシスタントディレクター
●戸山紗矢/佐々木舞香 (=LOVE):学生アルバイト
●鍋田雅子/ヒコロヒー:清掃員
●市之瀬咲子/宮澤エマ:編集長
●海馬浩司/岡部たかし:報道局長
●山井和之/音尾琢真:プロデュ―サー
●羽生剛/北大路欣也 (特別出演):内閣官房長官
●国定義雄/高橋英樹:会長
『日曜劇場 キャスター』のあらすじ
視聴率が低迷する民放テレビ局JBNの看板報道番組『ニュースゲート』。
その立て直しを託されたのは、元公共放送の敏腕記者で、「真実こそが世の中を動かす」という信念を持つ型破りなキャスター・進藤壮一(阿部寛)。
彼の破天荒なやり方は、局内に波紋を広げる。
進藤に振り回されるのは、バラエティ番組から異動してきたばかりの若手演出家・崎久保華(永野芽郁)。
畑違いの報道現場で、進藤とベテランスタッフとの板挟みに苦しみながらも、彼女が異動を受け入れたのには何か秘密がある様子。
進藤に憧れる新人AD・本橋悠介(道枝駿佑)も、理想と現実のギャップに悩みながら成長していく。
進藤の真実への執念は、次期総理候補の大物政治家・羽生剛(北大路欣也)との対立を招き、局内の思惑も絡んで事態は複雑化。
果たして進藤は、闇に葬られようとする真実を白日の下に晒し、『ニュースゲート』を再生できるのでしょうか?
現代社会における「報道の意義」を問いかける、熱い社会派エンターテインメント。
『キャスター』Filmarksの評価は?

現在、放送前につき、レビューは見つからなかったので、放送前に見られた期待の声をまとめてみたいと思います。
絶賛の声多数!『キャスター』の魅力!
●「日曜劇場ならではの骨太な社会派エンタメに注目!」
●「報道の裏側を描くスリリングな展開が楽しみ!」

阿部寛が型破りなキャスターをどう演じるか、そして永野芽郁、道枝駿佑、北大路欣也ら豪華俳優陣の共演に高い期待が寄せられているみたいです。
ヒット作続く日曜劇場枠で、『VIVANT』の伊與田Pが手掛ける骨太な社会派エンタメとしても注目大。
報道の裏側で真実を追い、権力と対峙するスリリングで予測不能な展開も、多くの視聴者の関心を集めている様子です。
期待外れ?『キャスター』の課題点!

一方で、放送前にはいくつかの懸念点も指摘されていました。
●「若手キャストの演技力は未知数?」
●「また日曜劇場お決まりのパターン?」

主演・阿部寛の滑舌や、道枝駿佑ら若手の演技力について一部で不安視する声があるみたい。
また、「型破りな主人公が悪と戦う」という日曜劇場定番の展開を懸念する意見も。
しかし、これらは注目度の高さの裏返し。
オリジナル脚本で現代的な報道テーマにどう切り込むか、プレッシャーの中でキャスト陣がどのような化学反応を見せるのか、期待も集まっている!
『日曜劇場キャスター』ネタバレ無し感想
『日曜劇場 ドラマ キャスター』気になる点数は?

ここでは、最新話放送後、記載していきます。
最新話が更新される度に感想を書き換えていきます。
『日曜劇場 キャスター』の全話ネタバレ解説
第1話 ネタバレあらすじ
視聴率低迷のJBN報道番組『ニュースゲート』に、会長肝いりで“風雲児”進藤壮一(阿部寛)が着任。
旧弊を破壊する進藤と若き総合演出・崎久保華(永野芽郁)は対立する。リニューアル初回の目玉、官房長官・羽生剛(北大路欣也)が生出演を直前キャンセル。
進藤はAD本橋(道枝駿佑)と羽生を直撃し、「裏金疑惑」と「秘書自殺関与疑惑」を突きつけ、後者を見逃す条件で番組出演と裏金問題への言及を迫る。
交渉中に羽生が心臓発作で倒れ、主治医のいる明慶大でなく関東医科大へ不可解に搬送される。
進藤は不在のままこれを生中継し、『ニュースゲート』は異例のスタートを切る。
搬送先変更の謎を追う進藤は、羽生の秘書の指示だと突き止める。
さらに、関東医科大の田辺医師による違法な人工血管手術、それを指示した院長と羽生の自殺した元秘書との繋がり、院長による隠蔽工作(架空患者)が次々と発覚する。
進藤らは生放送で院長を糾弾。
被害者の同意書や田辺医師の証言映像、賄賂の証拠を突きつけるが、院長が田辺医師に責任を押し付けようとした矢先、羽生の圧力で警察が介入し田辺医師は逮捕。
背後にある政治家への追及は阻まれる。
一方、崎久保は旧知の難病少年たくみ君の死を知る。
彼の手術に必要な希少なRH-AB型の血液が、同じ血液型の羽生のため、息子・真一の指示で関東医科大へ横流しされていた可能性が浮上。
これが病院変更の真相だった。
たくみ君は血液を使われずに亡くなった。
羽生秘書はこの事実を隠蔽するため、関東医科大の違法手術スキャンダルをリークし、責任転嫁を図っていた。
放送直前、進藤にたくみ君の執刀医から「死因は血液だけではない」と電話が入り面会する。
遺族を想った進藤は、予定した「血液強奪」報道を中止。
真一が用意した「連絡ミスで高齢女性が死亡」という予定とは違った情報を流す。
激昂する崎久保に「遺族のためだ」と説明する進藤。
だが崎久保は、密かに内容を確認した羽生との密談録音データを突きつける。
そこには、羽生が息子・真一に罪を被せる見返りに大金を受け取るという腐敗した取引の証拠があった。
欺瞞を選んだ進藤に、崎久保は「あなたよりデカいスクープを撮る」と宣戦布告。
対立が決定的となり第1話は終わる。
ネタバレ感想&勝手に妄想考察
なぜ進藤は羽生官房長官を泳がせているのか?

崎久保が掴んだ「息子を売る取引」の録音データは、羽生にとって致命傷になりかねない爆弾のはず。
それでも進藤が即座に動かず、別の報道(高齢女性死亡の件)に切り替えた上で羽生を直接的には攻撃しなかった理由はいくつかありそう。
- より大きな獲物狙い: 羽生は最終目標ではなく、背後にいるさらに大きな黒幕や政界の巨悪を暴くための「突破口」として利用する戦略。
- 切り札(録音データ)温存: 決定的な証拠として、他の証拠固めや最高のタイミングを待ち、一撃で仕留めるために今は使わない。
- 番組・自身を守るため: いきなり大物を叩くリスク(圧力、番組終了)を避け、まずは別のスキャンダルで実績と影響力を確保する段階的戦略。
- 演出へのこだわり・復讐心: 単に事実を暴くのではなく、最大の屈辱を与える劇的なタイミングや方法を狙っている個人的な美学や動機。

いくつか考えてみたけど、どれもありそうで無いって感じがします。
1話目では、直接な話が無かったけど、映像として映し出された以下との関係性はどうでしょうか?
進藤の父親の死(火災)との関連性は?
- 事件・復讐説: 父親の死は事故ではなく、羽生など権力側の人物が関与した「事件」の可能性。進藤の現在の行動は、父の「復讐」が動機の一つかもしれない。
- 隠蔽・トラウマ説: たとえ事故でも、その後の処理で権力による「真実隠蔽」を経験したことが、進藤の強い権力不信や現在の行動原理(報道の判断含む)の根源となっている可能性。
- 縦軸・交差説: 父親の死の真相究明自体が、現在の事件とは別の物語の「縦軸」として存在し、今後、現在の事件関係者(例:関東医科大院長など)と思わぬ形で繋がっていく可能性。

この仮説の方が考えるにあたってしっくり来る感じがしました。
この考えを基に以下に第2話目で注目して観たいポイントをまとめてみました。
第2話を観る上での注目ポイント:父親の死の影
- 進藤の「目」に注目: 彼が羽生や権力者に向ける視線は、単なるジャーナリストのものか、それとも個人的な怨恨を宿したものか(事件・復讐説)。あるいは、過去に真実を捻じ曲げられた経験からくる、深い不信感が表れていないか(隠蔽・トラウマ説)。彼の表情や些細な言動に、過去の影を探っていこう。
- 「権力の嘘」への執着度: 進藤が、今回の事件の裏にある「隠蔽工作」や「情報の歪曲」に対して、どれほど執拗に食らいつくか。その執念が、個人的なトラウマ体験に根ざしているように見えるかどうかもポイントです(隠蔽・トラウマ説)。
- 羽生以外の調査線: 進藤が、現在のスキャンダルとは別に、何か個人的な調査(例えば古い火災事件など)を進めているような描写はないか。あるいは、今回の事件の関係者(逮捕された田辺医師、院長、セルライズ社など)と、父親の死との間に、予期せぬ繋がりを示唆するような情報が出てこないか(縦軸・交差説)。
- 崎久保との対立の意味: 崎久保が進藤に反発する中で、進藤が自身の過去や報道へのスタンスについて、断片的にでも語る場面はあるか。そこで彼の「譲れない一線」や「原点」が見えてくるかもしれません。
まとめ:『キャスター』を一言で表すなら…
全話鑑賞後、更新したいと思います。
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