映画『ウィキッドふたりの魔女』ネタバレ感想!ラスト考察!

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今回、紹介する作品は映画『ウィキッドふたりの魔女です。

『ウィキッドふたりの魔女』あらすじ&キャスト紹介!

魔法の国オズ:友情と裏切りの物語

魔法と幻想の国オズ。
そこは、煌びやかなエメラルドの都、神秘的な魔法、そして誰もが憧れるシズ大学が存在する場所。
緑色の肌を持つエルファバは、その特異な外見から周囲の誤解と偏見に晒されながらも、内に秘めた強い信念と魔法の才能を信じていた。
一方、金色の髪と眩いばかりの美貌を持つグリンダは、シズ大学の誰もが憧れる存在。
しかし、その輝かしい外見の裏には、野心と孤独が隠されていた。

偶然にもルームメイトとなった二人は、まるで太陽と月のように対照的な存在。
最初は反発し合いながらも、魔法という共通の糸で結ばれ、次第に互いを理解し、友情を深めていく。

しかし、オズを覆う不穏な影が、二人の運命を大きく狂わせていく
魔法の力は、希望をもたらす光にも、世界を闇に突き落とす力にもなる。
エルファバとグリンダは、それぞれの信じる正義と愛のために、オズの命運をかけた戦いに身を投じていく。

友情、裏切り、愛、そして魔法。
二人の出会いは、オズの歴史を大きく変える運命の始まりだった

YOSHIKI
YOSHIKI

このあらすじは、当サイト筆者であるYOSHIKIが"観たくなる"をテーマにオリジナルで書いた内容になります。

この記事では、映画『ウィキッドふたりの魔女』のネタバレ感想を紹介しています。
この記事は、一部プロモーションを含んでいます。
『ウィキッドふたりの魔女』は、どんな人にお薦め?
🔸ファンタジー作品が好きな方:魔法や幻想的な世界観に浸りたい方!
🔸友情や成長の物語に感動したい方:
対照的な二人の少女が友情を育み、成長していく姿に心を打たれたい方!
🔸ミュージカル作品が好きな方:
ミュージカル「ウィキッド」が元になっている物語なので、音楽や歌を通して物語を楽しみたい方!

世間の評価(Filmarks)

前情報いれずにIMAXで鑑賞してみましたが最高すぎました。
ストーリーも然ることながらミュージカルも多く歌、ダンスって最高だなーと思いました。
今年のラッキーカラーはグリーン🟩ですね!

2時間20分があっという間に感じられる程素晴らしかった!!
世界観が凄すぎて何回も鳥肌立ったし歌も良かった。パート2が楽しみ!

演者の演技や演出、ミュージカルシーンはものすごく良かったし、ストーリーもメッセージ性も悪くないし、愛されてきた作品の底力を感じた。
続きも見たいとなった。
ただ、何回も繰り返し見たい作品か問われたら、そうではないし、個人的な好みの度合いとして普通かな、という所。

個人的評価(10点満点評価)

10点満点中/

YOSHIKI
YOSHIKI

皆さん、映画『ウィキッドふたりの魔女』前編はもうご覧になりましたか?
この作品は、あの有名な『オズの魔法使い』の前にあった物語で、20年以上も愛されているミュージカルを映画にしたものです。

主人公は、緑色の肌を持つエルファバと、美しくて人気者のグリンダ。
二人は最初は反発し合うけれど、次第に友情を深めていきます。
でも、二人の運命は思わぬ方向に進んでいくんです。

この映画の魅力は、なんといってもミュージカルの素敵な楽曲を映画でも楽しめること。
特に、エルファバが自由に生きたいと歌う「Defying Gravity」は、本当に鳥肌ものです!

エルファバとグリンダの関係がより深く描かれていて、二人の心の葛藤や成長にグッときました。
映像も本当に美しくて、オズの世界に引き込まれること間違いなし!

エルファバがどうして「西の悪い魔女」と呼ばれるようになったのか、フィエロ王子の秘密など、気になる謎がたくさん出てくるので、後編が待ちきれません!

ミュージカルファンはもちろん、映画好きや原作ファンも楽しめる作品なので、ぜひ劇場でご見て欲しいなって思います!
友情、愛、そして運命に翻弄される二人の少女の物語に、きっと心を奪われるはずです。

ここからネタバレ感想について話していきますので、ネタバレ無しで鑑賞したい方は、注意してお読みください。

『ウィキッドふたりの魔女』ネタバレ感想&考察

エルファバとグリンダ、二つの道が示すもの

エルファバの選択:自由と公正を求めて

エルファバは、その特異な容姿と強大な魔力ゆえに、社会からの疎外と権力者からの利用という二重の抑圧に晒されていました。
しかし彼女は、自らの信念に基づき、他者からの束縛を拒み、自由と公正を追求する道を選びました。
その姿は、観ている僕らに勇気と感動を与えてくれました。

特に印象的だったのは、エルファバが「邪悪」というレッテルを貼られても、権力の傘下に入ることを拒否するラストシーンです。
彼女はついに自由を手に入れたのだと、涙が止まりませんでした。

グリンダの選択:社会との葛藤の中で

一方、グリンダは社会の中で自らの居場所を見つけようと模索していました。
彼女は、エルファバとの友情と、社会的な成功との間で葛藤し、最終的には異なる道を選択して行きました。
グリンダの選択は、多くの人々が直面する現実的な葛藤を象徴しているように感じました。

グリンダは誰かのために動いているようでいて、自分のために行動している節がありました。

二つの道が示すもの:現代社会との対比

エルファバとグリンダという対照的な二人の生き方を通して、僕たちに「自由とは何か」「社会との関わり方とは」という根源的な問いを投げかけているように思います。

エルファバは、社会の規範に縛られず、自らの信念を貫くことで、自己実現の可能性を僕たちに示唆してくれる。
彼女の姿は、まるで荒野を駆ける一匹の狼のようであり、観ている僕らに勇気と希望を与えてくれます。

一方、グリンダは、社会の中で巧みに立ち回り、成功を収めることで、現代社会を生きる複雑さを体現しているように感じた。
彼女の姿は、まるで都会のジャングルを生き抜く一匹の猫のようであり、共感と葛藤を与えてくれる。

エルファバのように既存のシステムから抜け出すことは、決して容易ではありません。
多くの人は、グリンダのように組織の中で折り合いをつけ、生きていくことを余儀なくされる。
それは、まるで大海原を泳ぐ魚のように、与えられた環境の中で生き抜く術を身につけることと似ていると思う。

学生時代はカリスマとして輝いていたグリンダも、社会という大海原に出れば、否応なく選択を迫られる。
彼女の姿は、まるで社会という名の学校を卒業し、現実という名の試験に挑む僕たち自身の姿を映し出しているかのようでした。

グリンダを会社員、エルファバを個人事業主と捉えれば、二人の選択はより身近に感じられるかもしれません。
現代社会において、どちらの生き方を選ぶかは、まさに僕たち自身の選択でもある。

もしかしたら、僕たち観客は皆、グリンダのような弱さを抱えているのかもしれません。
だからこそ、エルファバの生き方に憧れ、グリンダの生き方に共感するのではないでしょうか。

観客への問いかけ:どちらの道を選ぶのか

本作は、単なるファンタジー映画ではなく、現代社会における個人の選択と自由について考えさせられる作品です。
エルファバとグリンダ、どちらの生き方に共感するかによって、異なる解釈を得られると思います。

あなたなら、どちらの道を選びますか?ぜひ本作をご覧になって、考えてみてください。

YOSHIKI
YOSHIKI

はい、今日のネタバレ感想はここまで!皆さん、いかがでしたでしょうか?ぜひ、皆さんの感想もコメント欄で教えてくださいね!

映画『ウィキッドふたりの魔女』おわり

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