この記事では、ドラマ『わかっていても the shapes of love』のネタバレ感想を紹介しています。
『わかっていても the shapes of love』は、こんな人にお薦めだよ!
🔸恋愛ドラマが好きだけど、王道のラブストーリーに飽きた方!
🔸原作である韓国ドラマ「わかっていても」のファン!
🔸恋愛における心の動きに興味がある方!
🔸現代の若者の生き方に共感できる方!
ネタバレあらすじ/感想/考察
第1話 (望んではいけないと)わかっていても
『恋なんて結局最後は傷つくだけ。私の時間は、あの日から止まったままだ』
鎌倉の美術大学の彫刻学科で助手として働く浜崎美羽(南沙良)は、過去の恋愛にトラウマを抱え、その影響から自身の芸術にも自信を持てなくなっていた。
過去の恋愛のトラウマとは?
美羽が当時交際していた彼氏・武藤尚也は、別れ際に「別れたくない」と泣き叫んでいた美羽をモデルに彫刻を制作し、その作品で高評価を受けていた。
恋人に裏切られ、傷付けられた美羽は、その日から多くを望むことをやめた。
天才芸術家との出会い
美術大学へ臨時講師として派遣されてきた香坂漣(横浜流星)。
香坂漣は、誰もが振り向くような魅力的な容姿と、ミステリアスな雰囲気を併せ持つ、若き天才芸術家であり、彼の作品は高く評価され、国内外で活躍していた。
美術大学で助手として働く美羽と講師として働くこととなった香坂漣は、芸術祭前までに過去の生徒が制作した作品の整理を行う事となった。
そこに保管されていた美羽のトラウマの元となった彫刻を見た香坂漣は、「こんな志の無いものを残しおく価値はない」とバールを使ってぶっ壊す。
美羽も同様に彫刻を破壊し、過去のトラウマと向き合うきっかけとなる。
第2話 (特別じゃないと)わかっていても
それでも惹かれてしまう美羽
香坂漣と愛し合う夢を見た美羽は、スマホのアラームで目覚める。
彼にとって自分は特別ではないとわかっていはいても気になってしまう美羽。
美羽は、香坂漣に対して「自分を特別だと思って生きて来た人」「自分とは違う世界を生きて来た人」「だけど、どこか寂しい目を持った人」彼は、どんな世界を見ているのだろう?と興味を抱いていく。
香坂を含めた学生との飲み会の後、芸術祭まで締め切りの迫る美羽は、大学に戻り、制作を再開する。そこに、香坂が現れ、互いの芸術について語る。
美羽は、香坂の作品から感じた「迷いの無い印象、傷ついたことの無い人が作った」という印象を抱いており、香坂に問いかける。
美羽は、作品から感じる印象とは反対に寂しそうな眼を見せる香坂をもっと知りたいと彼の頬に手を当て、2人はキスをした。
特別じゃないとわかっていても。
長壁颯と椎名光莉
彫刻科の院生2年の同級生である長壁颯は、同じ院生の椎名光莉を抱いていた。
好意を抱きながらも特定の相手と深く関わることをせず、その場限りの関係を楽しんでいる椎名光莉の不安定な恋愛に嫌悪感も同時に抱いている。
また、長壁颯は、香坂漣のような才能のある人に対しての憧れと劣等感を強く抱いており、そういった感情を封じ込める為にも無心で木彫の仏像制作に没頭していた。
飲み会の帰り道、酔った椎名光莉に寄り添う長壁颯に対して光莉は、「よく見ればいい男だよ」とキスをする。彼女にとって自分は特別ではないとわかっていてもキスを止める事は出来なかった。
第3話 (踏み出してはいけないと)わかってはいても
募る想いと止められない期待
漣とのキスをきっかけに美羽は自分の気持ちに混乱してしまう。
このキスに特別な意味など無いと頭ではわかっていても心は漣の事を忘れさせてくれない。
ある日、美羽が体調を崩した際、漣が彼女に自宅を訪れ、優しく看病する。
漣の優しさに触れ、美羽はますます彼に惹かれていく。
体調が回復した美羽を連れ、2人はドライブ/水族館を得て、漣の自宅の蝶が見たいと言う美羽の為、自宅へ招き、2人は結ばれる。
彼の家で過ごす中で、美羽は次第に警戒心を解き、笑顔をみせる。
そんな幸せの中にも一抹の不安が芽生える。
漣の家にあったイヤリングを発見し、漣はひとりの女性を愛せないのでは?という疑問が頭を過る。
美羽は、大学院を卒業した先輩である咲に相談し、「会いたいって思うなら会っても良いんじゃない?」という励ましを受け、漣の家に向かう。
漣の家を訪れた美羽は、そこから出てくる別の女性と鉢合わせてしまう。
咲の葛藤
大学院を卒業した先輩である咲は、かつて芸術の世界で活躍していたものの、自身を失い、その道から遠ざかってしまっていた。
現在は、広告代理店で働きながら美羽と同じ芸術大学で助手をする後輩の愛実に密かに想いを寄せている。
一方、愛実は、彼氏と別れ、住む家も失い、行き場を失ったところを咲に助けられ、一緒に暮らしていた。
2人は休日には、一緒に海に行ったりと仲睦まじい時間を過ごしており、特に愛実の自然なスキンシップは、咲を毎回ドキドキさせていた。
咲は、美羽の恋愛相談に乗った後、勇気を振り絞って愛実に自分の気持ちを伝えようとするも結局は言葉にする事が出来ずにいた。
一方的なキスと止まらない想い
楓は、酔った勢いでキスをしてきた光莉に動揺していた。
光莉は、その後もいつも通り楓に接して来るが、楓は光莉と普段通り接する事が出来ずにいた。
ある日、楓は光莉に「好きだ」と告白する。
光莉は、酔った時にキスだと無かった事にしようとするが、楓は「それでも好きだ」と自分の気持ちを伝えた。
第4話(大切にしたいと)わかっていても
千輝の登場と美羽の葛藤
漣の家を訪れた美羽は、漣の家から出てくる見知らぬ女性と鉢合わせる。
千輝は、幼馴染で久しぶりに海外からやってきたから会っていたと説明する漣。
その後、漣は、美羽に人体デッサンをしたいと依頼し、2人は美羽の家で会う事に。
美羽は、漣との甘いひと時に心は満たされるものの、彼の自由奔放な生き方や見えない他の女性の影にどこか不安を感じている様子。
4話の終盤には、鎌倉バンクシーが漣と長壁楓であった事が判明。
美羽は、「漣ならこんな風にルールを破る形じゃなくてもしっかり自分を表現できる」と主張するのに対して、千輝は、「そんな型にハマった考え方で私たちの世界に入ってこないで欲しい」と返す。
漣は、これに対して明確な考えを示さず、曖昧な態度を示す。
光莉と颯の関係の変化
光莉は、颯のまっすぐな好意に戸惑いながらも、彼の誠実さに少しずつ心を開き始める。
しかし、過去の恋愛のトラウマや、自分自身への自信のなさから、なかなか心から彼を信じることができずにいた。
付き合うって感覚は、良く分からないけど、挑戦してみたいと言う光莉は、楓と抱き合いキスをする。
第5話 (そばにいたいと)わかっていても
流希と美羽の関係と千輝
漣との関係性に困惑し、傷ついた美羽に対して料理を作ってあげる流希。
これまで流希は、美羽の事を気にはなっていてもただ見ているだけだったが、傷ついた美羽をみて、次第に傍にいたいと思うようになっていく。
その後、流希の働く飲食店で食事をしていた大学のメンバーは、いつもとは違った場所で作品制作に取り組んでみようという話題になり、流希も同行する事となる。
漣との時とは対照的に料理を見て美味しそうだねって話したり、一緒に買い出しに行ったり共に共感できる事に笑顔を見せる美羽。
作品制作の終わりにみんなでBBQを楽しむ中、流希は、美羽に告白をした。
その時、千輝が急に倒れて救急車を呼ぶこととなる。
ミステリアスな存在である漣に惹かれる気持ちは良く分かるけど、僕なら何を考えているか分からない人よりも考えを示してくれたり、好きな事や興味がある事を一緒に語ったり、共感できる流希のような人の方が安心でいて良いなぁって思う!
恋愛だけって考えたら漣だと思うけど、漣と結婚って考えたら気を使って疲れてしまいそう。
これからどうなっていくのか続きが楽しみだけど、この作品の登場人物はみんな言葉が台詞的でボソボソしゃべるよね!(笑)もっと飯を食って腹から出せ、声を!(笑)
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