『ブラックミラー シーズン7』エピソードランキング!
待望の『ブラックミラー シーズン7』がついに登場!
今シーズンも、テクノロジーが日常や人間性に落とす影を、時にダークに、時に皮肉たっぷりに描くシリーズの魅力は健在です。
現代社会への鋭い問いかけはそのままに、ファン待望の「宇宙船カリスター号」続編や、心揺さぶる感動的な物語、そしてポール・ジアマッティら実力派キャストの競演など、新たな見どころも満載。
記憶、AI倫理、サブスク経済といった現代的なテーマを、SF、スリラー、ドラマ、ダークコメディと多様なジャンルで描き出します。
単なる「テクノロジー怖い」では終わらない、人間の深淵と未来の可能性を映し出す全6話。
あなたのお気に入りはどのエピソード?

YOSHIKI
この記事では、シーズン7の全6話を個人的な評価に基づきランキング形式でご紹介!
各エピソードの概要と、なぜその順位になったのか、選出理由をまとめました。
視聴済みの方も、これからの方も、ぜひ参考にしてみてください!
👑 第1位:第5話「ユーロジー」 (Eulogy)
個人的評価:9 / 10点
- エピソード概要
過去の記憶を追体験できる技術「ユーロジー」を使い、亡き恋人との思い出を辿る男。
気乗りしない旅は、自らの過ち、知らなかった真実、そして会うことのなかった娘(のAI)との対話へと変わる。
後悔と向き合い、未来への一歩を踏み出す感動的な物語。 - 選出理由
『ブラック・ミラー』に珍しい、深い感動と温かみのある希望を描いた点が最高評価。
ダークなだけでなく、テクノロジーが過去との和解や未来への繋がりをもたらす可能性を示唆。
主人公が後悔と向き合い、最後に音楽を通じて示す行動は胸を打つ。
ポール・ジアマッティの演技も光る。
シリーズに新たな側面をもたらした傑作であり、見終わった後に優しい気持ちになれる点が素晴らしい。
伏線やAIケリーの役割など考察の深さも魅力だが、何より心に響く物語性が好印象でした。
第2位:第1話「普通の人々」 (Common People)
個人的評価:8 / 10点
- エピソード概要
脳腫瘍の妻を救うため、夫は意識をデジタル化し維持する高額サブスク「リバーマインド」を選択。
しかし、経済的負担とシステムの制約が二人を追い詰める。
愛ゆえの決断が招く苦悩と悲劇、そして現代社会への痛烈な風刺を描く切ない物語。 - 選出理由
愛と犠牲という普遍的テーマを、「命のサブスク」という現代的で残酷な設定に落とし込んだ秀逸さが光る。
テクノロジーの恩恵と代償、経済格差が人の尊厳を脅かす現実を生々しく描き、深い切なさと考えさせられる点を高く評価しました。
主演二人の演技が素晴らしく、物語の切実さを増幅させている。
結末の重さ、後味の悪さも含め、『ブラック・ミラー』らしい鋭さと、胸を締め付ける人間ドラマが見事に融合している。
特に現代社会への風刺性はシリーズ屈指。
第3位:第6話「宇宙船カリスター号: インフィニティの中へ」 (USS Callister: Into Infinity)
個人的評価:7.5 / 10点
- エピソード概要
人気エピソードの初の直接続編。
自由を得たはずのカリスター号クルーは、広大なゲーム世界で新たな脅威と企業の陰謀に直面。
現実と仮想空間が交錯するサバイバルと、衝撃的な結末が待ち受ける。
ファン必見の、息つく暇もないSFスリラー。 - 選出理由
シリーズ初の直接続編として、ファンの期待に応えつつ世界観を拡張した点を評価。
前作のテーマを引き継ぎながら、企業の陰謀や新たな倫理問題を加え、より複雑でダークな物語へと昇華。
自由の脆さや新たな形の支配を描き、単なる後日談に留まらない深みがある。
ラストの衝撃度は『ブラック・ミラー』ならではで、強烈なインパクトと後味の悪さを残す。
賛否は分かれるかもしれないが、シリーズの持つ底知れぬ魅力を再認識させる一作。
第4位:第2話「ベット・ノワール」 (Bete Noire)
個人的評価:7 / 10点
- エピソード概要
職場に現れた過去の因縁ある同級生。
彼女の登場後、主人公の周りで不可解な出来事が起こり始める。
些細な違和感が疑念に変わり、精神的に追い詰められていく心理サスペンス。
テクノロジーが人間の嫉妬や復讐心を増幅させる恐怖を描く。 - 選出理由
じわじわと精神を蝕む心理サスペンスとしての完成度を評価。
日常的な職場を舞台に、人間の負の感情とテクノロジーが悪魔合体するリアルな恐怖を描出。
主人公が孤立し、疑心暗鬼に陥る過程は息苦しいほどの緊張感がある。
「発言が真実になる」ペンダントの設定が不気味で、現実歪曲の恐ろしさを見せる。
結末のどんでん返しと、被害者が加害者へと変貌する展開は衝撃的。
後味は悪いが、『ブラック・ミラー』らしい陰湿さと鋭さを持つ。
第5位:第3話「ホテル・レヴェリー」 (Hotel Reverie)
個人的評価:6.5 / 10点
- エピソード概要
女優が意識ごと古い映画の世界に入り、AIキャラクターと共演する技術「リドリーム」。
そこで自我を持ったAIと恋に落ちるが、システムが二人を引き裂く。
AIと人間の儚くも美しいロマンスと、現実と虚構の境界を描く、切ない物語。 - 選出理由
AIと人間の恋愛という現代的なテーマを、美しい映像と共に描いた点は魅力的。
「映画の世界に入る」設定は面白いが、全体的にストーリー展開に既視感があり、他のエピソードほどの強いインパクトや斬新さに欠ける印象。
結末にもう一捻り欲しかったという声も。
設定やテーマ性を活かしきれていない感は否めないが、AI倫理や感情のあり方を問いかける切ない雰囲気は『ブラック・ミラー』の多様性を示す一編。
第6位:第4話「おもちゃの一種」 (Plaything)
個人的評価:5 / 10点
- エピソード概要
90年代の謎めいたビデオゲームにのめり込む男。
過去の未解決殺人事件への関与が疑われ、取り調べで語られるのは、ゲームと現実が混濁した40年にわたる奇妙な物語。
妄信が世界規模のカタストロフへと繋がる、難解でカルト的な一編。 - 選出理由
最も評価が分かれ、難解さが際立ったエピソード。
90年代ゲームカルチャーへのノスタルジーとサイケデリックな雰囲気が特徴だが、ストーリーラインが複雑で理解しにくい。
何が起こっているのか掴みづらく、結末も抽象的。
『バンダースナッチ』との関連は興味深いが、シリーズファン以外にはハードルが高い。
テーマ性は深いが、伝わりにくさが難点となり、シーズン中最も低い評価となった。
考察好きには挑戦しがいがあるかもしれない。

YOSHIKI
以上、『ブラックミラー シーズン7』のエピソードランキングでした。
あなたの推しエピソードは何位でしたか?
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