【2025年最新版】死霊館ユニバース、観るべき順番はコレ!全作品の繋がりと、最速で最終章『最後の儀式』に追いつくための“復習方法”!
12年にわたる、あの壮大な恐怖の物語が、ついに完結する。
全世界を震撼させた「死霊館ユニバース」。
その最終章『死霊館 最後の儀式』が、いよいよ公開される。
「シリーズを観返したいけど、どの順番で観ればいいの?」
「時間がないけど、最終章は楽しみたい!」

この記事では、そんなみんなの全ての疑問に、僕の魂を込めて、徹底的に答えていくので、
少しでも参考になれば嬉しいです。
🔴序論:12年の歴史に幕!『死霊館 最後の儀式』を120%楽しむための、最高の“予習”を始めよう!
「死霊館ユニバース」は、現代映画界において商業的に最も成功し、物語的にも最も野心的なホラーフランチャイズの一つです。
その独自性は、実在した超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の事件ファイルに基づいている点にあります。
この「実話」という要素が、「これは、ただの映画じゃないのかもしれない」という、不気味な信憑性を作品に与え、僕らの恐怖を心の底から増幅させているんだよね。
この巨大なユニバースの創造主は、ご存知ジェームズ・ワン。
彼が『死霊館』一作目で見せた、じわじわと日常を蝕んでいくような恐怖の演出、そして観客の心臓を鷲掴みにするカメラワーク。
その独特な監督スタイルが、シリーズ全体の恐怖のトーンを決定づけている。
彼がプロデューサーとして関わっている作品でさえ、その魂は確実に受け継がれている。
さあ、12年という長大な歴史を持つ、この複雑に絡み合った恐怖の系譜を解き明かし、ウォーレン夫妻の最後の戦いに備えよう!
🔴【早見表】これを観れば一目で分かる!「時系列順」vs「公開順」

この複雑なフランチャイズを理解するためには、主に二つの鑑賞順が存在する。
「どっちの順番で観ればいいの?」という人のために、それぞれの楽しみ方を、僕なりに解説させてほしい。
🔵物語の世界にどっぷり浸るなら「時系列順」がおすすめ!
ユニバースの歴史や、アナベルやヴァラクといった悪魔たちの背景を、歴史の教科書のように、順を追って深く理解したいなら、この順番がベストです。
1950年代のルーマニアの修道院で、全ての元凶である悪魔ヴァラクがどう生まれたのかを知り、呪いの人形アナベルがどう誕生したのかを目撃し、そして、それらの邪悪な存在が、いかにしてウォーレン夫妻と交錯していくのか。
まるで、一つの壮大な悪の年代記を読み解くような、重厚な体験ができるはずです。
ただし、この順番だと、後から公開された前日譚を先に観ることになるから、作り手が意図した「謎」や「どんでん返し」が、少しだけ機能しなくなる、という点だけは覚悟しておこう。
【時系列順リスト】(時代背景)
- 『死霊館のシスター』(1952年)
- 『死霊館のシスター 呪いの秘密』(1956年)
- 『アナベル 死霊人形の誕生』(1958年)
- 『アナベル 死霊館の人形』(1970年)
- 『死霊館』(1971年)
- 『アナベル 死霊博物館』(1972年)
- 『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(1973年)
- 『死霊館 エンフィールド事件』(1977年)
- 『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(1981年)
🔵作り手の意図通りに楽しむなら「公開順」がおすすめ!
作り手が仕掛けたサスペンスや、ドラマチックなどんでん返しを、純粋な形で、最大限に楽しみたいなら、この順番しかない。
僕らがリアルタイムで、劇場で体験した興奮を、そのまま追体験できる順番です。
例えば、『死霊館』の冒頭で、いきなり登場する不気味な人形アナベル。
「こいつ、一体何なんだ…?」と、僕らの心に強烈な謎を残し、その答えが、翌年公開の『アナベル 死霊館の人形』で明かされる。
この、謎が提示され、後からその答えが明かされる快感こそが、「公開順」で観る、最大の醍醐味なんです。
「このユニバースに、初めて触れる」という人には、僕は絶対に、この「公開順」をおすすめするよ!
【公開順リスト】(公開年)
- 『死霊館』(2013年)
- 『アナベル 死霊館の人形』(2014年)
- 『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)
- 『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年)
- 『死霊館のシスター』(2018年)
- 『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(2019年)
- 『アナベル 死霊博物館』(2019年)
- 『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021年)
- 『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023年)
🔴【時系列順】で観る『死霊館』ユニバース:全ての恐怖は、ここから始まった!【あらすじ解説】
1. 『死霊館のシスター』(1952年)
全ての恐怖は、ここから始まった。
物語の舞台は、1950年代のルーマニアにひっそりと佇む、古びた修道院。
一人の修道女が不可解な自殺を遂げたことをきっかけに、バチカンから派遣された神父と見習いシスターが、その地に隠された不浄な秘密を暴いていく。
そこで彼らが対峙するのが、あの悪魔の尼僧の姿をした邪悪な存在「ヴァラク」です。
本作は、ユニバース最大の敵役であるヴァラクの、全ての起源を描く、ゴシックホラーの傑作。
この物語を知ることで、『死霊館 エンフィールド事件』でウォーレン夫妻が体験する恐怖の意味が、何倍にも深まるんです。
2. 『死霊館のシスター 呪いの秘密』(1956年)
前作から4年後、舞台はフランスへ。
シスター・アイリーンは、ルーマニアでの悪夢を乗り越え、静かな生活を送っていた。
しかし、ヨーロッパ各地で聖職者が次々と不審な死を遂げる事件が発生。
その裏には、かつて封じ込めたはずのヴァラクの影があった。
アイリーンは、再び宿敵ヴァラクと対決する運命に見舞われる。
1950年代の出来事と、後の『死霊館 エンフィールド事件』との間のミッシングリンクを埋める、重要な一作です。
3. 『アナベル 死霊人形の誕生』(1958年)
ユニバースのもう一つの象徴、呪いの人形「アナベル」。
彼女は、なぜこれほどまでに邪悪な存在となったのか?
本作では、その悲しくも、恐ろしい誕生秘話が明かされる。
愛娘を悲劇的な事故で亡くした人形師の夫婦。
悲しみに暮れる彼らは、娘にもう一度会いたい一心で、禁断の儀式に手を出してしまう。
しかし、彼らが呼び覚ましてしまったのは、娘の魂ではなく、純粋な悪意そのものだった。
ごく普通の人形が、いかにして強力な悪魔の器となったのか。
その全てが、ここで描かれる。
4. 『アナベル 死霊館の人形』(1970年)
アナベル人形が、ウォーレン夫妻の手に渡る直前の物語。
若い夫婦の家に、悪魔崇拝者のカルト教団が侵入したことをきっかけに、アナベル人形が引き起こす、超自然的な恐怖の連鎖が始まる。
70年代ホラーの雰囲気が漂う、不気味で、陰鬱な一作。
この物語を経て、アナベルはついにウォーレン夫妻の元へとたどり着くんです。
5. 『死霊館』(2013年)
人里離れた農家に越してきたペロン一家を襲う、邪悪な存在。
絶望した一家の依頼を受け、ウォーレン夫妻が初めて本格的にスクリーンに登場する、ユニバース全体の「始まり」にして、金字塔。
ジェームズ・ワン監督が作り出した、じわじわと日常を蝕んでいく恐怖の演出は、まさに王道にして至高。
冒頭のアナベル人形のシーンも、ユニバースの広がりを予感させる、重要な伏線になっているから見逃せない。
6. 『アナベル 死霊博物館』(1972年)
ウォーレン夫妻が家を空けている間、彼らの娘ジュディが、留守番中に博物館の封印を解いてしまう。
アナベルだけでなく、封印されていた全ての悪霊たちが解き放たれる、まさに「ホラー版ナイトミュージアム」です。
この作品は、アナベルやヴァラク以外の、新たな悪霊や呪われたアイテムが多数登場し、「死霊館ユニバース」の世界観を一気に拡張した、お祭り的な一作でもあるんだよね。
7. 『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』(1973年)
ロサンゼルスを舞台に、メキシコに古くから伝わる伝説の亡霊「ラ・ヨローナ(泣き女)」が、ある家族を襲う。
正直に言うと、ユニバースとの直接的な繋がりは、少しだけ薄い。
でも、『アナベル』に登場したペレス神父が再登場し、「あの人形(アナベル)の事件を経験した」と語るシーンは、ファンならニヤリとできるはず。
世界の様々な怪談が、実はこのユニバースと繋がっているのかもしれない、と感じさせてくれる一作です。
8. 『死霊館 エンフィールド事件』(1977年)
ロンドン北部で発生した、史上最長とも言われるポルターガイスト現象、「エンフィールド事件」。
その調査に向かったウォーレン夫妻の前に、宿敵ヴァラクが、再びその姿を現す。
『死霊館のシスター』で描かれた過去の因縁が、ここでついにウォーレン夫妻の物語と交錯する。
シリーズ全体の物語を理解する上で、絶対に欠かせない、最重要作品の一つです。
9. 『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(1981年)
アメリカ史上初めて、殺人事件の容疑者が「悪魔の憑依」を法廷での弁護理由として主張した、衝撃の事件。
ウォーレン夫妻の戦いは、これまでの「呪われた家」から、法廷や警察を巻き込む、超自然的な探偵スリラーへと、その舞台を移す。
この事件でエドが心臓に問題を抱えたことが、最新作『最後の儀式』の物語へと、直接繋がっていくんです。
🔴【YOSHIKI考察①】時間がないあなたへ!最終章のために、最低限観ておくべき「3本」はコレだ!
「12年も歴史があるなんて、全作品を観る時間はないよ…」
「でも、最新作『最後の儀式』は、絶対に楽しみたい!」

そんな、忙しい人のために、僕が独断と偏見で、これだけは観ておくべき!という3本を厳選したぜーー!
この3本さえ押さえておけば、ウォーレン夫妻の最後の戦いを、120%楽しめることを約束するよ。
🟡1本目:『死霊館』(2013年)
言うまでもなく、全ての始まりにして、金字塔。
この作品は、僕らがウォーレン夫妻という、最高の夫婦を初めて知る、大切な出会いの物語です。
悪魔学者である夫エドの冷静な分析力と、透視能力者である妻ロレインの繊細さ。
そして、どんな恐怖の前でも揺るがない、二人の深い愛情。
このユニバースの「心臓部」が、この一作に凝縮されている。
そして、このユニバース全体の恐怖のトーンを決定づけた、ジェームズ・ワン監督の演出。
ただ驚かせるだけじゃない、じわじわと日常が蝕まれていくような、王道にして至高のホラーがここにある。
これを観ずして、『死霊館』は語れない。
🟡2本目:『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)
ウォーレン夫妻の物語を語る上で、宿敵「ヴァラク」の存在は欠かせない。
ロンドン北部で発生した、史上最長とも言われるポルターガイスト現象「エンフィールド事件」。
その調査に向かった夫妻の前に、あの悪魔の尼僧が、ついにその姿を現す。
『死霊館のシスター』で描かれた恐怖の根源が、ここで初めてウォーレン夫妻の物語と交錯するんです。
そして、極限の恐怖の中で描かれる、二人の深い愛情と絆。
この作品を観ておくことで、最終章で描かれるであろう、彼らの決断の重みが、何倍にも増すはずです。
🟡3本目:『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021年)
最終章『最後の儀式』に、物語の時系列が最も近いのが、この作品。
アメリカ史上初めて、殺人事件の容疑者が「悪魔の憑依」を法廷での弁護理由として主張した、衝撃の事件。
ウォーレン夫妻の戦いは、これまでの「呪われた家」から、法廷や警察を巻き込む、超自然的な探偵スリラーへと、その舞台を移す。
そして、この事件のクライマックスで、エドが心臓に深刻な問題を抱えてしまう。
それが、最新作『最後の儀式』で、彼らが穏やかな引退生活を送ろうとしている、直接的なきっかけになっているんです。
物語の連続性を理解する上で、観ておいて損はない一本です。
🔴【YOSHIKI考察②】数字で見る「死霊館」の“ヤバさ”。最も世界を震撼させたのは、どの作品だ?

このユニバースが、どれだけ世界中で愛され、そして怖がられてきたか。
その“ヤバさ”を、興行収入という、最も分かりやすい数字で見てみよう。
シリーズ全体の全世界興行収入は、なんと20億ドル(約3000億円)を超える、まさにモンスター級のフランチャイズなんです!
🔵全世界興行収入ランキング・ベスト3!
- 『死霊館のシスター』(約3億6500万ドル)
- 『死霊館 エンフィールド事件』(約3億2100万ドル)
- 『死霊館』(約3億2000万ドル)
これ、すごくない!?
なんと、全世界で最も稼いだのは、メインシリーズじゃなく、スピンオフの『死霊館のシスター』なんです!
これは、悪魔ヴァラクというキャラクターが、いかに強烈なインパクトを世界中の観客に与えたか、その証明だよね。
ジェームズ・ワンたちが生み出した、この悪魔の尼僧というアイコンが、もはやウォーレン夫妻をも凌ぐ人気キャラクターになっている。
そう考えると、震えるよな…。
🔵日本で最も愛された(怖がられた)のは、どの作品?
- 『死霊館 エンフィールド事件』(約11.3億円)
- 『アナベル 死霊博物館』(約6.2億円)
- 『死霊館』(約1.5億円)
一方、日本では、メインシリーズである『死霊館』の人気が、特に高いことが分かる。
これは、僕ら日本の観客が、ただ怖いだけじゃなく、ウォーレン夫妻の、深い愛情に裏打ちされた人間ドラマに、より強く惹かれている、ということなのかもしれない。
もちろん、『アナベル 死霊博物館』のような、お祭り騒ぎのホラーが好きなのも、日本人らしいよね(笑)。
▼ついに完結!『死霊館 最後の儀式』本編のネタバレ感想・考察はこちらの記事で!
🔴まとめ:この記事で伝えたかったこと

さて、長々と語ってきたけど、最後にこの記事で解説した、「死霊館ユニバース」を120%楽しむためのポイントを、分かりやすく箇条書きでまとめておこう!
このガイドを手に、君も壮大な恐怖の系譜を旅してみてくれよな!
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