『プレデター』シリーズを観る順番は?新作『バッドランド』の予習に最適な「時系列」と「全作ネタバレあらすじ」を徹底解説
こんにちは!YOSHIKIです。
いよいよ2025年11月7日に公開される『プレデター:バッドランド』。
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でも紹介した通り、本作は「プレデターが主人公」で、あの「ウェイランド・ユタニ社」がガチで絡んでくる、まさに新時代の幕開けとなる作品です。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。
そう、このシリーズ、実は作品数が多く、時系列も複雑なんです。
この記事は、そんな『プレデター』シリーズの”完璧な予習”と”復習”をしたいあなたのための、完全ガイド記事です!
この記事を読めば、『バッドランド』を120%楽しむ準備は万端です!
🟡第1部:【結論から】時間がない人へ!YOSHIKI推奨「新作予習・最短ルート」はこれだ!

「全部観てる時間はない!」という方のために、新作『バッドランド』の予習として、YOSHIKIが推奨する「これだけは観ておけ!」という鑑賞順(YOSHIKI推奨ルート)を伝授します。
YOSHIKI推奨:物語の衝撃を最大化する「ハイブリッド鑑賞順」

物語体験を最大限に高めるには、単純な公開順や時系列順ではなく、重要な謎の解明やテーマ的な共鳴を優先する、このハイブリッドなアプローチが最も効果的です。
- 『プレデター』(1987年)
【理由】すべての原点。
未知の脅威が「狩人」として姿を現す恐怖の様式美は、まず体験必須。 - 『プレデター2』(1990年)
【理由】「種族」としての文化が描かれ、ラストに最重要アイテム「1715年のピストル」と「エイリアンの頭蓋骨」が登場。
新作の予習として欠かせません。 - 『プレデター:ザ・プレイ』(2022年)
【理由】ここで時系列を遡ります。
『P2』のピストルの記憶が新しいまま観ることで、ラストの「伏線回収」に30年越しの感動を味わえます。
新作と同じ監督の作風を知る意味でも最重要。 - 『プレデターズ』(2010年)
【理由】プレデター内に「氏族」や「内戦」があることを知り、彼らの文化をさらに深掘りできます。 - 『ザ・プレデター』(2018年)
【理由】物議を醸した作品ですが、「ハイブリッド化」や「内戦」のテーマは、新作で描かれるかもしれないプレデター社会の「多様性」を知る上で参考になります。
🔵【補足】『AVP』シリーズは観るべき?
『エイリアンVS.プレデター』(2004年)と『AVP2』(2007年)は、ファンの中でも「正史」として扱うか意見が分かれる「拡張世界」です。
本編の物語的結束を損なわないよう、上記5作を観た後に「おまけ」として楽しむのがYOSHIKI的におすすめです!
(ただし、第3部で後述する「ウェイランド・ユタニ社」との繋がりを知る上では重要作品です)
🟡第2部:『プレデター』観る順番「3つのルート」徹底解説

「どうせなら全部観たい!」という方のために、3つの鑑賞ルートをメリット・デメリットと共に解説します。
🔵ルートA:公開順(製作者の意図を追う)
- 『プレデター』 (1987年)
- 『プレデター2』 (1990年)
- 『エイリアンVS.プレデター』 (2004年)
- 『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』 (2007年)
- 『プレデターズ』 (2010年)
- 『ザ・プレデター』 (2018年)
- 『プレデター:ザ・プレイ』 (2022年)
『P2』のピストルの謎を抱えたまま30年待ち、『ザ・プレイ』でカタルシスを得るという、当時のファンと同じ体験ができる。
時系列が飛ぶため、物語の歴史を追いにくい。
🔵ルートB:時系列順(世界の歴史を学ぶ)
- 『エイリアンVS.プレデター』(紀元前~2004年) ※諸説あり
- 『プレデター:ザ・プレイ』(1719年)
- 『プレデター』(1987年)
- 『プレデター2』(1997年)
- 『AVP2』(2004年) ※諸説あり
- 『ザ・プレデター』(2018年)
- 『プレデターズ』(近未来)
物語の歴史が分かりやすい。
ナルから始まった物語が、現代にどう繋がるのかがよく理解できる。
『ザ・プレイ』を最初に観てしまうと、『P2』のラストのピストル登場の感動が薄れる。
🔵ルートC:YOSHIKI推奨「ハイブリッド順」(衝撃の最大化)

第1部で紹介した、謎の「伏線回収」の衝撃を最大化できるルートです。
新作『バッドランド』の予習としては、これが最強だと断言します!
→ 第1部の「YOSHIKI推奨ルート」詳細に戻る
🟡第3部:【最重要】『エイリアン』と『ウェイランド・ユタニ社』の繋がり(伏線)完全復習
新作『バッドランド』で、エル・ファニング演じるティアが「ウェイランド・ユタニ社製アンドロイド」であることが確定しました。
(出典:DAYS-PLUS)
これまでのシリーズで、彼らはどう繋がってきたのか? すべての伏線をここでおさらいします。
🔵伏線①:『プレデター2』(1990年)— エイリアンの頭蓋骨
ハリガン警部補が乗り込んだプレデターの宇宙船。
その「トロフィー・ウォール」に、エイリアン(ゼノモーフ)の頭蓋骨が飾られていました。
これが、スクリーン上で初めて両種族の繋がりが示唆された、伝説的なイースターエッグです。
🔵伏線②:『エイリアンVS.プレデター』(2004年)— ウェイランド社の暗躍
「ウェイランド社」の創設者チャールズ・ビショップ・ウェイランド(ランス・ヘンリクセン)が、南極のピラミッド(プレデターの儀式場)を発見。
プレデターが数千年前から地球でエイリアンを「狩って」おり、人類にピラミッド建設技術を教えていた、という衝撃の背景が明かされます。
🔵伏線③:『AVP2』(2007年)— 「ユタニ社」の登場とプレデター技術の流出
『AVP』のラストで生まれた「プレデリアン」がコロラド州の田舎町を壊滅。
ラストシーンで、米軍が回収したプレデターのプラズマキャノンが、謎の女性「ユタニ女史」に渡されます。
これにより、「ウェイランド社」と「ユタニ社」がプレデターの技術をリバースエンジニアリングしたことで、あの未来の超テクノロジー企業「ウェイランド・ユタニ社」が誕生したことが強く示唆されました。
🔵伏線④:『プレデター:ザ・プレイ』(2022年)— 「1715年のピストル」の旅路
『プレデター2』で長老がハリガンに渡した「ラファエル・アドリーニ 1715」と刻まれたピストル。
『ザ・プレイ』で、このピストルはフランス人毛皮商人が所持していましたが、最終的に主人公ナルがプレデターを倒し、戦利品として持ち帰ります。
●ナルが1719年にピストルを手に入れる。
●なぜか『P2』の長老プレデター(グレイバック)が1997年にそれを持っている。
【考察】
ナルが持ち帰ったピストルを、彼女の子孫が保管していたが、後に(1719年〜1997年の間に)グレイバック率いるプレデターの一団がナルの子孫と接触(あるいは戦闘)し、敬意の証としてピストルを入手した…
と考えるのが自然です。
この「空白の時間」こそが、ファンの想像を掻き立てる最大のロマンです。
🟡第4部:時間がない人へ!『プレデター』全シリーズ「ネタバレあらすじ&結末」完全ガイド

「復習する時間もない!」という方のために、全シリーズのあらすじと結末をYOSHIKIが(ご要望にお応えして詳しく)まとめます!
🔵①『プレデター』 (1987)
アーノルド・シュワルツェネッガー演じるダッチ少佐率いる最強の特殊部隊が、中米ジャングルでゲリラの捕虜救出作戦にあたる。
しかし任務完了後、彼らは皮を剥がれ逆さ吊りにされた先遣隊の死体を発見。
光学迷彩で姿を消し、サーモグラフィーで獲物を探す未知の「狩人」によって、最強の兵士たちが一人、また一人と惨殺されていく。
部隊は「最強の狩人」から「獲物」へと転落する。
唯一生き残ったダッチは、プレデターが体温で獲物を識別していることを見抜き、全身に泥を塗ることでサーモグラフィーから姿を消す。
近代兵器を捨て、ジャングルの地形を活かした原始的な罠と雄叫びでプレデターを挑発。
一対一の死闘の末、巨大な丸太のカウンターウェイトを利用した罠でプレデターに勝利する。
瀕死のプレデターは、ダッチの笑い声を模倣しながら腕の装置を起動させ、「高笑いしながら自爆」。
ダッチは辛くも爆風から逃げ延びる。
🔵②『プレデター2』 (1990)
舞台は1997年の熱波に襲われたロサンゼルス。
麻薬戦争が激化する「コンクリート・ジャングル」で、ハリガン警部補(ダニー・グローヴァー)は、ギャングたちが惨殺される奇怪な事件を追う。
それは、新たなプレデターによる「狩り」だった。
政府の秘密機関(ピーター・キース率いるO.W.L.F.)が捜査に介入し、プレデターのテクノロジー捕獲を狙うが、返り討ちに遭う。
ハリガンはプレデターを追跡し、地下に隠された宇宙船内部で一対一の決闘を制する。
直後、多数のプレデター(ロスト・クラン)に囲まれるが、彼らはハリガンを殺さず、リーダー格の一体(長老グレイバック)が「英雄よ」と賞賛。
敬意の証として “Raphael Adolini 1715” と刻まれた旧式のフリントロック式ピストルを手渡す。
船内のトロフィー・ウォールには、エイリアンの頭蓋骨も飾られていた。
🔵③『エイリアンVS.プレデター』 (2004)
2004年、大富豪チャールズ・ビショップ・ウェイランド(ランス・ヘンリクセン)が、南極の氷床下で古代のピラミッドを発見。
女性冒険家レックスを含む調査チームを派遣する。
だが、そこはプレデターが若き戦士の成人の儀式として、捕獲したエイリアン・クイーンにゼノモーフを産ませて戦わせる「狩猟場」だった。
調査チームは、儀式のために目覚めたエイリアンと、儀式を執行しに来たプレデターたちの戦いに巻き込まれる。
人間とプレデター(スカー)は、ピラミッドから脱走したエイリアン・クイーンを倒すため共闘。
レックスは生き残るが、スカーは致命傷を負う。
現れた母船がスカーの亡骸を回収して去っていくが、その体内にはすでにエイリアンの幼体が寄生していた。
船内で、スカーの胸を突き破り、プレデターの特徴を持つ新種「プレデリアン」が誕生する。
🔵④『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』 (2007)
前作の直後、プレデリアンが船内で暴れ、宇宙船はコロラド州の小さな田舎町に墜落。
プレデリアンと、船内にいたフェイスハガーたちが町に解き放たれ、エイリアンが大繁殖する(プレデリアンは人間に直接幼体を植え付ける能力も持つ)。
事態を収拾し、証拠を隠滅するため、母星から歴戦の勇士である「掃除屋」プレデター(ウルフ)が単独で送り込まれる。
町はエイリアンの巣と化し、地獄絵図となる。
ウルフとプレデリアンは病院の屋上で相打ちとなる壮絶な最終決戦を繰り広げる。
一方、米政府は感染拡大を阻止するため、町に戦術核爆弾を投下し、すべてを焼き払う。
ごく少数の生存者が脱出するが、彼らが持っていたウルフのプラズマキャノンは軍に回収され、謎の女性「ユタニ女史」に引き渡される。
🔵⑤『プレデターズ』 (2010)
傭兵のロイス、イスラエル軍の狙撃手イザベル、ヤクザの半蔵など、国籍も背景も異なる「地球最強の殺し屋たち」が、理由も分からぬまま拉致され、未知の惑星の上空から突き落とされる。
彼らはやがて、自分たちが巨大な「狩猟惑星」の獲物であり、より大型で残忍な「スーパー・プレデター(バーサーカー)」一族による狩りの対象とされていることを悟る。
彼らはそこで、スーパー・プレデターに捕らえられた旧型の「クラシック・プレデター」とも遭遇する。
多くの犠牲と裏切りを経て、ロイスとイザベルの2人だけが生き残る。
彼らは狩猟場のスーパー・プレデターたちを打ち破るが、安堵したのも束の間、空を見上げると、かつての自分たちと同じように、新たな「獲物」がパラシュートで降下してくる。
彼らの生存を賭けた戦いは、まだ始まったばかりだった。
🔵⑥『ザ・プレデター』 (2018)
一体のプレデター(フジティブ)が、地球に宇宙船を墜落させる。
彼は、より大型で遺伝子操作によって強化された「アップグレード・プレデター」に追われていた。
墜落現場に居合わせた陸軍レンジャーのクイン・マッケナは、フジティブの装備の一部を自宅に郵送するが、彼の自閉症の息子ローリーがそれを起動させてしまう。
政府に拘束されたマッケナは、「ルーニーズ」と呼ばれるワケあり元軍人たちと共に、息子を救うため、そしてアップグレード・プレデターの脅威に立ち向かう。
プレデター社会内部で、種の遺伝子操作(ハイブリッド化)を巡る内戦が起きていることが示唆される。
フジティブ・プレデターは、人類に「贈り物」を届けようとしていた。
アップグレード・プレデターを倒した後、その「贈り物」のポッドが開かれる。
中から現れたのは、人間が装着することでプレデターと同等以上の戦闘能力を発揮するパワードスーツ、「プレデター・キラー」だった。
🔵⑦『プレデター:ザ・プレイ』 (2022)
1719年、ネイティブ・アメリカン、コマンチ族の若い女性ナルは、兄のような偉大な狩人になることを夢見ていた。
ある日、彼女は空に現れたプレデターの宇宙船を目撃し、それを未知の獣だと考え追跡を開始する。
この時代のプレデター(フィアラル・プレデター)は、後の個体よりもやや原始的な装備を使い、より獰猛なスタイルで狩りを行う。
ナルは、プレデターが野生動物やフランス人の毛皮商人たちを惨殺していく様子を観察し、その戦術と弱点を見極めていく。
ナルは自らの知恵と土地勘を最大限に活用。
体温を下げる効果のあるオレンジ色の花を摂取し、プレデターのサーモグラフィーから姿を消すことに成功。
最終的には、プレデターが落としたヘルメットを奪い、その照準レーザーが自動的に脅威をターゲッティングする機能を利用する。
ヘルメットをプレデター自身に向けさせることで、彼が放った矢がブーメランのように自分自身に戻って頭部を貫くよう仕向け、見事勝利を収める。
彼女は戦利品としてプレデターの首と、フランス人通訳ラファエル・アドリーニから手に入れたフリントロック式ピストルを手に、部族へと凱旋する。
🟡第5部:『プレデター』シリーズはどこで観られる?配信情報まとめ

復習したくなった方へ。
シリーズの多くは「あそこ」で観られます!
20世紀フォックスがディズニー傘下に入ったことで、ディズニープラスが「プレデター」シリーズの最強プラットフォームとなっています。
『プレデター』、『プレデター2』、『プレデターズ』、『ザ・プレデター』、そして独占配信の『ザ・プレイ』まで、ほぼ全作が観られます。
『AVP』シリーズなどは、時期によってプライム・ビデオや他のレンタルサービスで配信されている場合があります。
🟡まとめ:予習は完璧!『バッドランド』で新しい”狩り”を目撃しよう

これで『プレデター』シリーズの予習は完璧です!
YOSHIKI推奨は「①1987年版 → ②プレデター2 → ③ザ・プレイ」の順。
『プレデター2』のスカル、『AVP2』のユタニ社、『ザ・プレイ』のピストル…
すべてが『バッドランド』で繋がる可能性がある。
すべては「名誉ある狩り」と「戦士への敬意」の物語。
リサーチ情報によると、新作『バッドランド』の監督は、「プレデター主人公(デク)」と「アンドロイド(ティア)」の関係性を、ゲーム『ワンダと巨像』(主人公と愛馬アグロの絆)から影響を受けたと語っています。
これはもう、従来の「ホラー」ではなく、YOSHIKIがメイン記事で書いた通りの「新感覚アドベンチャー」になること間違いなしです!
この予習記事で高まった期待を胸に、11月77日、劇場で新しい”狩り”を目撃しましょう!
そして鑑賞後は、必ずメイン記事に戻ってきてくださいね!
最速のネタバレ感想と考察で、皆さんと語り合えるのを楽しみにしています!




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