Netflix映画『マンゴー』ネタバレ感想・考察。あらすじ・結末・キャスト、ロケ地マラガの情報を解説。
Netflix映画『マンゴー』ネタバレ感想・考察。あらすじ・結末・キャスト、ロケ地マラガの情報を解説。
2025年11月7日、Netflixがまた一つ、僕たちの心を温かくする最高のロマンス映画を配信します。
その名は『マンゴー』(原題: Mango)。
あの美しいイタリアの風景で大ヒットしたNetflix映画『トスカーナ』のメフディ・アヴァズ監督が、今度はスペインのマンゴー農園を舞台に描く、大人のためのロマンティックコメディです。
【このブログの楽しみ方について】
🟡Netflix映画『マンゴー』基本情報!

まずはサクッと基本情報から。
監督は『トスカーナ』のメフディ・アヴァズが続投!
主演はデンマークの実力派ヨセフィーネ・パークと、『コヴェナント』のダール・サリム。
これは期待大ですね!
| 項目 | 詳細 |
| 邦題 | 『マンゴー』 |
| 原題 | Mango |
| 監督 | メフディ・アヴァズ (『トスカーナ』) |
| 脚本 | ミラド・シュワルツ・アヴァズ |
| キャスト | ヨセフィーネ・パーク、ダール・サリム、ヨセフィーネ・ホイビェルグ 他 |
| 上映時間 | 96分 (1時間36分) |
| ジャンル | ロマンティックコメディ、恋愛ドラマ |
| 製作国 | デンマーク |
| 配信日 | 2025年11月7日 (Netflix独占) |
公式予告編

予告編では、マラガの美しいマンゴー農園を舞台に、キャリアウーマンのレアゲと頑固な農園主アレックスが対立する様子が描かれています。
「マンゴネード」という飲み物が、二人の距離を縮めるきっかけになりそうですね!
🟡【ネタバレなし】視聴前に知るべき!本作がヤバい3つの理由!
①『トスカーナ』監督が贈る「旅するロマンス」!舞台がスペインなのがヤバい!
これが最大の注目ポイントです!
本作の監督は、あのNetflixの大ヒット映画『トスカーナ』を手掛けたメフディ・アヴァズ監督です。
『トスカーナ』といえば、美しいイタリアのブドウ園を舞台に、主人公が人生を見つめ直す最高の「代理旅行」映画でしたよね。
本作は、そのスペイン・マラガ版とも言える作品。
太陽が降り注ぐアンダルシア地方の「マンゴー農園」を舞台に、自己再発見の物語が描かれます。
美しい風景と心温まるロマンス…
これはもう、観る前から癒やされることが確定しています!
②「敵から恋人へ」!王道の物語設定がヤバい!
物語の設定が、ロマンティックコメディの「王道」ど真ん中なのもヤバいです。
高級ホテル建設のため、農園を買収しに来た野心的なホテル支配人「レアゲ」。
過去の悲しみを理由に、土地の売却を頑なに拒む元弁護士の農園主「アレックス」。
予告編でも、レアゲがアレックスから不動産業者と間違われて対立するシーンがありました。
「Enemies to Lovers(敵から恋人へ)」という、世界中で最も人気のある鉄板ジャンルです。
価値観が真逆の二人が、美しいマンゴー農園でどうやって恋に落ちていくのか…
見どころしかありません!
③『コヴェナント』の俳優がラブコメ!? 意外なキャスティングがヤバい!
主演の二人の組み合わせも、戦略的でヤバいです。
主人公レアゲを演じるのは、Netflixドラマ『ベビーフィーバー』などで知られるデンマークのスター女優、ヨセフィーネ・パーク。
そして、相手役アレックスを演じるのが…
なんと、あのガイ・リッチー監督作『コヴェナント/約束の救出』で、鬼気迫る演技を見せたダール・サリムなんです!
ハリウッドのアクション大作で活躍する彼が、故郷デンマークの作品で、頑固だけど魅力的なロマンスの相手役をどう演じるのか。
この意外なキャスティングが、作品に大きな深みを与えてくれそうで、今から楽しみです!
🟡Netflix映画『マンゴー』キャストとあらすじ!

物語を動かすのは、この3人のようです。
主人公。
野心的なホテル支配人。
マンゴー農園の買収プロジェクトのため、マラガへ飛ぶ。
農園の所有者。
悲しい過去を理由に、土地の売却を頑なに拒む元弁護士。
レアゲの娘。
母親の仕事(出張)に気乗りしないまま同行する。
母娘の絆もテーマの一つになりそう。
『マンゴー』【ネタバレなし あらすじ】
野心的なホテル支配人のレアゲは、スペイン・マラガの美しいマンゴー農園に、新しい高級ホテルを建設するプロジェクトを任される。
気乗りしない娘のアグネスを連れて現地に飛んだレアゲだったが、農園の所有者である元弁護士のアレックスは、悲しい過去を理由に土地の売却を頑なに拒否。
企業の論理で動くレアゲと、土地と過去を守ろうとするアレックスは、完全に対立してしまう。しかし、太陽が降り注ぐ美しい農園で共に過ごすうち、二人の間には予期せぬ感情が芽生え始める。
キャリア、家族の絆、そして芽生えた新たな愛…。
レアゲは、人生を揺るがす大きな選択を迫られることになる──。
🔴『マンゴー』【ネタバレなし感想】
ついに配信開始!
早速、観てみました…!
まず最初に、僕の正直な感想を言わせてください。
えーっと…これは、「雰囲気は最高。でも、物語は驚くほど普通」でした!(笑)
配信前は『トスカーナ』監督の新作ということで、かなり期待していたんですが、観終わった今、日本のFilmarksの評価が「3.2点」というのも、「うん、だよね…」と納得してしまう、そんな作品でした。
海外の批評サイト(Rotten Tomatoesなど)ではスコアすら登録されていない(注目度が低い)ことからも、本作の立ち位置が分かりますね…。
まず、物語(ストーリー)はどうだった?
僕が本作に「うーん…」となってしまった最大の理由が、この「物語」です。
ハッキリ言って、物語は「最大の弱点」です。
「都会のキャリア女性 vs 田舎の頑固な農園主」という王道の設定は良かったんですが、その後の展開が、あまりにも「陳腐(ちんぷ)」で「予測可能」すぎました。
「あ、この二人は絶対こうなるな」というのが、観始めて10分でわかってしまう。
一切の裏切りも、驚きもありません。
特に、二人の対立理由である「誤解」のシーン!
主人公のレアゲが、一言「私はこういう事情で…」と説明すれば済む話なのに、なぜか頑なに説明しない(笑)。
そのせいで話がこじれていくのを見て、僕も「いや、そこは言いなよ!」と、ちょっとイライラしてしまいました…。
物語の展開が、あまりにも「ご都合主義」に感じてしまったのが、本当に残念なポイントです。
観終わった後の「余韻」は…?
というわけで、物語が非常に予測可能だったので、観終わった後の「余韻」は…
正直、ほとんどありませんでした(笑)。
「可もなく不可もなし」という言葉が、これほど似合う映画も珍しい。
まさに「Netflixの標準的なロムコム」という感じです。
決してお説教くさくもないし、観ていて不快にもならない。
でも、心にズシンと残るものも、感動の涙もなかった…。
これは、週末にリビングで、スマホでもいじりながら「“ながら見”する」のに最適な作品ですね。
明日には内容を忘れてしまいそうな、そんな儚い(はかない)余韻でした。
キャストと映像(雰囲気)について
ただ、本作の「雰囲気」は最高でした!
映像は、文句なしに美しいです。
スペイン・マラガの太陽が降り注ぐマンゴー農園の風景は、まさに「視覚的なごちそう」。
海外の批評家が「ハンサムに撮影されている」と評していましたが、その通り。
旅行気分を味わうには最高です。
音楽も、70年代のソウルやファンクが使われていて、すごくオシャレでしたね。
キャストについては…
僕も批評家と同じで「賛否両論」です。
ダール・サリムは渋くてカッコよかったですが、主人公の二人から「絶対に結ばれる!」というほどの強烈な化学反応(ケミストリー)は、僕は正直、感じられませんでした…。
【ネタバレなし感想】まとめ
『マンゴー』は、「雰囲気は満点、物語は赤点」という、非常にアンバランスな作品でした。
『トスカーナ』のような、心温まる「感動」や「人生の気づき」を期待すると、肩透かしを食らいます。
これは、「何も考えず、ただただスペインの美しい風景とオシャレな音楽に癒やされたい」という気分の時にだけ、オススメできる作品です!
🔵『マンゴー』各項目別10点満点評価とレビュー
| 評価項目 | 点数 | YOSHIKIのひとことレビュー |
| ストーリー | 4/10 | 残念。あまりにも陳腐で、予測可能すぎた。「誤解」のシーンは見ていてイライラ…。 |
| 映像(雰囲気) | 7/10 | ここが長所。スペイン・マラガの風景は最高。70年代のBGMもオシャレで、雰囲気は良い。 |
| 余韻 | 3/10 | 何も残らない、良くも悪くも「Netflixの標準作品」。“ながら見”に最適。 |
| リピート率 | 2/10 | 物語に驚きがないので、リピートはしないかな…。風景BGV(環境映像)としてはアリかも。 |
| キャスト演技 | 5/10 | 俳優陣は魅力的だが、脚本のせいで「化学反応(ケミストリー)」が生まれていなかったのが残念。 |
| 総合評価 | 4.2/10 | 『トスカーナ』の感動を期待すると大失敗。物語は陳腐。スペインの風景を楽しむためだけの「雰囲気」映画。 |
🔴『マンゴー』【ネタバレあらすじ結末解説】(配信後に追記予定!)
(ここに追記します)
🔴『マンゴー』【ネタバレあり考察】(配信後に追記予定!)
(ここに追記します)
🔴『マンゴー』【完全版】まとめ!(配信後に追記予定!)
(ここに追記します)



コメント