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映画『アイアンマン2』ネタバレあらすじ結末と考察!ローディ交代の理由や少年の正体、隠された伏線を徹底解説!

MARVEL / MCU
 

映画『アイアンマン2』ネタバレあらすじ結末と感想!ローディ役交代の裏話やあの少年がスパイダーマンだった説、地図の伏線まで徹底考察!

こんにちは!YOSHIKIです!

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ1を追う旅。
第1作『アイアンマン』で世界を変えた男、トニー・スタークが帰ってきました!

2010年公開、シリーズ第2作。
『アイアンマン2』(原題:Iron Man 2)。

「正体がバレたヒーロー」のその後を描く本作は、とにかく派手!
新しいスーツ、新しい敵、そして新しい仲間……。
まさに「エンターテインメントの幕の内弁当」のような豪華さです。

でも、ただ楽しいだけじゃありません。
トニー・スタークが「死の恐怖」と戦い、父の遺したメッセージに涙する、感動の人間ドラマでもあるんです。
そして何より、MCUファンなら避けて通れない「あの美女」がついに初登場します!

今回は、これから本作を観る人のために、知っておくと100倍面白くなる「見どころ」と「裏話」を徹底予習します!

【このブログの楽しみ方について】

いつも『YOSHIKIのMOVIE SELECTION’S』を読んでくれて、本当にありがとうございます!
このブログでは、読者の皆さんと「作品を待つワクワク感」から「観終わった後の語り合いたい気持ち」までを共有するため、【随時更新】というオリジナルの記事スタイルを採っています。
これは、僕が考え抜いた、みんなと最高の映画体験をするための形です。
この記事は、公開後に【ネタバレなし感想】、【ネタバレあらすじ結末解説】、【ネタバレあり考察】と段階的に更新していきます。
ぜひ、この記事をブックマークして、映画館に行く前、そして観終わった後にもう一度訪れてください!
この場所で、作品の感動を語り合い、一緒に物語の「終い」を見届けましょう!

🟡映画『アイアンマン2』基本情報!

YOSHIKI
YOSHIKI

MCUフェイズ1の第3作目!
トニー・スタークの活躍はもちろん、あの「ブラック・ウィドウ」が初登場する記念すべき作品でもあります。
そして……親友ローディ役のキャストが代わっていることにお気づきでしょうか?(笑)

項目詳細
タイトル『アイアンマン2』
(原題:Iron Man 2)
公開年2010年
監督ジョン・ファヴロー
(前作に続きハッピー・ホーガン役でも出演!)
キャストロバート・ダウニー・Jr
グウィネス・パルトロー
ドン・チードル
スカーレット・ヨハンソン
ミッキー・ローク
上映時間124分

🔵公式予告編

🟡【視聴前】ここがヤバい!『アイアンマン2』の注目ポイント3選

スーツも敵も、すべてがパワーアップして帰ってきた!
前作のヒットで勢いに乗るMCUですが、この映画の制作裏には「大人の事情」も渦巻いていました。
映画をより楽しむために知っておきたい、3つの「ヤバい」ポイントを紹介します!

①「親友の顔が違う!」伝説のキャスト交代劇

映画が始まってすぐに気付くはずです。「あれ? ローディ(ローズ中佐)ってこんな顔だったっけ?」と。
そう、トニーの親友ローズ中佐役が、前作のテレンス・ハワードから名優ドン・チードルに交代しています。

理由はズバリ、ギャラ交渉の決裂など「大人の事情」。
前作では主演のロバート・ダウニー・Jrよりも高給取りだったテレンスですが、トニーの人気爆発により立場が逆転してしまったのです……。
劇中で新しいローディが最初に言うセリフ「私がここに来た。それが現実だ。乗り切ろう(It’s me, I’m here. Deal with it.)」は、観客に向けたメタ的なメッセージだと言われています(笑)。
でもご安心を。
ドン・チードル版のローディも最高に頼れる相棒です!

②美しすぎるスパイ「ブラック・ウィドウ」ついに降臨

今やアベンジャーズの中心メンバーであるブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)
彼女がMCUに初登場したのが、この『アイアンマン2』なんです!

演じるのはもちろん、スカーレット・ヨハンソン
最初はトニーの秘書として登場しますが、その正体はS.H.I.E.L.D.(シールド)から送り込まれた最強のエージェント。
特に後半、敵のアジトに乗り込んで次々と男たちをなぎ倒していくアクションシーンは、MCU史に残る名場面。
美しくて強くて危険な彼女に、トニーも(そして僕たちも)メロメロになること間違いなしです。

③男のロマン爆発!携帯型スーツ「マーク5」

今回の目玉スーツといえば、なんといっても「アイアンマン・マーク5」
普段はアタッシュケースの形をしていて、緊急時にパカッと開いて自動で装着されるんです!

モナコGPのサーキットで、敵に襲われたトニーがこのスーツを装着するシーンのカッコよさといったら……。
「ガシャン!ウィーン!ガシャン!」という変形メカのロマンが全て詰まっています。
防御力は低いけれど、持ち運べる便利さと変身シークエンスの美しさは、歴代スーツの中でもトップクラス。
このシーンを見るためだけに映画を観ても損はしません!

🟡『アイアンマン2』キャストとあらすじ!

YOSHIKI
YOSHIKI

敵役のミッキー・ロークの「ヤバい奴感」が凄まじいです。
そしてトニー・スタークは今回、最大のピンチ「パラジウム中毒」に侵されています。
華やかなセレブ生活の裏で、孤独に死に怯えるトニーの姿に、胸が締め付けられます……。

●トニー・スターク/アイアンマン(演:ロバート・ダウニー・Jr)
正体を公表し、国民的ヒーローとなった天才発明家。
しかし、アーク・リアクターの動力源であるパラジウムの毒素により、余命わずかとなっていた。
自暴自棄になり、周囲と衝突してしまう。
●ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(演:スカーレット・ヨハンソン)
スターク社の法務部社員「ナタリー・ラッシュマン」としてトニーに近づく美女。
その正体は、S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが送り込んだ最強のスパイ。
●イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュ(演:ミッキー・ローク)
ロシアの物理学者。
かつてトニーの父ハワードに追放された父の無念を晴らすため、自作のアーク・リアクターと電磁ムチを携え、トニーへの復讐を誓う。
●ジャスティン・ハマー(演:サム・ロックウェル)
トニーのライバル兵器会社のCEO。
トニーへの対抗心が強く、イワンを利用して独自のパワードスーツ軍団を作ろうとするが、逆に利用されてしまうコミカルな悪役。

『アイアンマン2』【あらすじ】

自らアイアンマンであることを公表し、世界の平和を守る象徴となったトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)
しかし、その身体はパワードスーツの動力源「アーク・リアクター」の副作用であるパラジウム中毒に蝕まれており、刻一刻と死が迫っていた。

死への恐怖から自暴自棄になり、周囲を遠ざけるトニー。
そんな中、モナコグランプリに出場したトニーの前に、電磁ムチを操る謎の男イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が現れる。
彼はトニーと同じアーク・リアクターの技術を持ち、スターク家への深い恨みを抱いていた。

一方、トニーの親友ローズ中佐(ドン・チードル)は、暴走するトニーを止めるために「マーク2」スーツを持ち出し、軍に提供してしまう。
それを改造して作られた重武装スーツ「ウォーマシン」
ライバル企業のハマー(サム・ロックウェル)とイワンが手を組み、無数のドローン兵器と共にアイアンマンを追い詰める。
孤立無援のトニーは、父ハワード・スタークが遺した「あるメッセージ」に希望を見出し、人生最大の逆転劇に挑む――。

🔴『アイアンマン2』ネタバレなし感想

一言で言うなら、「最高に豪華な、世界一の親子ゲンカ」です!
いやー、楽しかった!
前作よりもアクション増量、キャラクター増量、そしてトラブルも増量(笑)。
まさに「続編」のお手本のようなエンタメ大作です。

でも、ただ派手なだけじゃないのがこの映画の凄いところ。
世界中から「天才」「ヒーロー」と崇められているトニー・スタークが、実は誰にも言えず「死の恐怖(中毒死)」に怯え、孤独に押しつぶされそうになっている……。
この「光と影」のギャップがたまらないんです。
自暴自棄になって誕生日に大暴れしたり、ドーナツ屋の看板で黄昏たり。
「ダメな男」なんだけど、どうしても放っておけないトニーの人間臭さが爆発しています。

そして、そんな彼を救うのが、亡き父ハワード・スタークからのビデオメッセージという展開。
これには不覚にも泣かされました。
技術や兵器ではなく、「お前こそが私の最高傑作だ」という父の愛こそが、トニーを真のヒーローへと進化させる。
メカニックの興奮と、親子の絆の感動。このバランス感覚がMCUの真骨頂ですね!

💡YOSHIKIの正直ポイント!
敵役のジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)が最高すぎます!
トニーになりたくて必死に真似するけど、全部空回りしちゃう「愛すべき無能」っぷり(笑)。
緊張感のあるシーンでも彼が出てくると笑ってしまう、MCU屈指の癒やし系ヴィランです。
ブラック・ウィドウの初登場アクションも、瞬き禁止の美しさですよ!

🔵『アイアンマン2』各項目別10点満点評価とレビュー

ストーリー
7/10
要素詰め込みすぎ!でもそこが良い。
アベンジャーズへの布石、新キャラ登場、トニーの病気……と要素が渋滞気味で、少し散漫な印象も。しかし、そのカオスも含めて「トニー・スタークの人生」という感じがして楽しめます。父子のドラマ部分は文句なしの感動!
映像
9/10
メカ描写へのこだわりが変態的。
マーク5の装着シーンは、何度見ても鳥肌モノ。「ガシャン、ウィーン」という変形音だけでご飯が3杯いけます。クライマックスのドローン軍団との空中戦や、日本庭園での共闘も美しさと迫力が同居していて圧巻。
余韻
8/10
次が見たくなるワクワク感。
映画単体としての完結感もありつつ、「これから世界が広がっていくんだ」という期待感(アベンジャーズへの予感)を残して終わるのが上手い。トニーとペッパーの関係性も一歩前進して、ニヤニヤしながら見終われます。
リピート率
9/10
小ネタ探しが楽しすぎる。
背景に映る地図やキャプテン・アメリカの盾など、ユニバースの伏線が山盛り。そして何より、サム・ロックウェルの怪演(変なダンスなど)が見たくて、ついつい何度も再生してしまいます。
キャスト
10/10
キャラの濃さが限界突破。
ロバート・ダウニー・Jrはもちろん、ミッキー・ロークの野性味、スカーレット・ヨハンソンのクールビューティー、ドン・チードルの真面目さ。全員が主役級の存在感を放っていて、画面が常に豪華です。
総合
8.6/10
これぞMCU!という楽しさが詰まったエンタメの幕の内弁当。ストーリーの粗さを補って余りあるキャラクターの魅力とメカのかっこよさ。何度見ても元気になれる傑作です。

🔴映画『アイアンマン2』ネタバレあらすじ結末解説

⚠️【警告:ここから先はネタバレ全開です!】
物語の結末、エンドロール後の映像、そしてフェイズ1全体に関わる重要な伏線まで解説します。
まだ観ていない方は、ここでストップしてください!

①パラジウム中毒とモナコの襲撃

トニー・スタークは、アイアンマンの動力源であるアーク・リアクターの副作用「パラジウム中毒」により、血中毒素濃度が上昇し死の淵にありました。
自暴自棄になった彼は、モナコグランプリに自らレーサーとして出場。
そこに現れたのは、父ハワード・スタークに恨みを持つロシアの物理学者イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)でした。
携帯型スーツ「マーク5」で辛くも撃退しますが、世界は「アイアンマンも血を流す」ことを知ってしまいます。

②父の遺産と新元素の発見

イワンは収監されますが、トニーのライバルである兵器商人ジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)の手引きで脱獄。ハマーと手を組み、ドローン兵器の開発を始めます。
一方、死を覚悟して誕生日に大暴れしたトニーを見かねた親友ローディ(ドン・チードル)は、マーク2スーツを没収し軍へ持ち帰ります。
孤立するトニーの元に現れたのは、S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー。
彼はトニーに父ハワードの遺品を渡し、「父はお前を信じていた」と告げます。
父の遺したスターク・エキスポのジオラマからヒントを得たトニーは、自宅で粒子加速器をDIYし、中毒を解決する「新元素(リブラニウムの代用となる物質)」の生成に成功します。

③決戦!アイアンマン&ウォーマシン

スターク・エキスポの会場で、ハマーが開発したドローン軍団と、改造されたローディのスーツ「ウォーマシン」がお披露目されます。
しかし、イワンがシステムを乗っ取り、全機が暴走。トニーを襲います。
S.H.I.E.L.D.の潜入捜査官だったナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)がハマー社に乗り込みシステムを奪還。
正気を取り戻したローディとトニーは、日本庭園風のセットで共闘し、ドローン軍団を殲滅します。
最後に現れたイワンとの一騎打ちは、互いのリパルサー光線をぶつけ合う連携技で大爆発を起こし、勝利を収めました。

④結末:アベンジャーズへの「不適格」通知

事件後、トニーはフューリーと会談。
ナターシャによる適性評価レポートには「アイアンマン:適性あり」「トニー・スターク:不適格」の文字が。
トニーはアベンジャーズの正式メンバーではなく、ひとまず「相談役(コンサルタント)」として関わることになります。
そしてラストシーン、勲章授与式にて、かつて自分に敵対的だったスターン議員から勲章を受け取り、不敵な笑みを浮かべるのでした。

⑤エンドロール後:雷神のハンマー

エンドロールの後、ニューメキシコの砂漠。
S.H.I.E.L.D.のコールソン捜査官が巨大なクレーターを見下ろしています。
「発見しました」
その中心には、雷神ソーのハンマー「ムジョルニア」が突き刺さっていました。
物語は次なるヒーロー『マイティ・ソー』へと繋がっていきます。

🔴『アイアンマン2』ネタバレあり考察

YOSHIKI
YOSHIKI

一見「お祭り映画」に見える本作ですが、実はMCUの根幹に関わる超重要な情報が隠されているんです。
後から見返して「えっ、ここ繋がってたの!?」と叫んでしまうこと間違いなし。
YOSHIKIが厳選した5つの衝撃考察を解説します!
これを読めば、MCUの見え方が180度変わるはずです!

🔵考察①:MCU史上最も過酷な1週間「フューリーズ・ビッグ・ウィーク」の全貌

この映画の出来事、実は他の映画と「同時進行」していることを知っていましたか?
これはファンの間では「フューリーズ・ビッグ・ウィーク(Fury’s Big Week)」と呼ばれる伝説の1週間です。

『アイアンマン2』の中盤、トニーが自宅軟禁されている時にコールソン捜査官が「ニューメキシコへ異動になった」と言って去っていきますが、あれは『マイティ・ソー』でムジョルニア(ハンマー)が落下した現場へ急行するためでした。
さらに、劇中のラスト近くでS.H.I.E.L.D.の隠れ家にあるモニターにニュース映像が映りますが、そこにはカルバー大学で暴れるハルク(『インクレディブル・ハルク』中盤の出来事)が映し出されています。

つまり、「アイアンマンのドローン騒動」「ソーの地球追放」「ハルクの暴走」という地球規模の大事件が、たった1週間の間に同時に発生していたのです!
ニック・フューリー長官とブラック・ウィドウ、そしてコールソン捜査官が、この期間にどれだけ寝ずに世界中を飛び回って対処していたかを想像すると、S.H.I.E.L.D.の苦労が偲ばれますよね(笑)。
この映画は、そんな「MCU最大の繁忙期」のど真ん中を描いた作品だったのです。

 

🔵考察②:あの少年は「スパイダーマン」!公式認定された運命の出会い

クライマックスのスターク・エキスポで、アイアンマンのお面を被った少年が、ハマー・ドローンに勇敢に立ち向かうシーン。
アイアンマンが間一髪で助に入り、「よくやった小僧!(Nice work, kid!)」と言って飛び去っていく名シーンですが……。
実はあの少年、幼き日のピーター・パーカー(スパイダーマン)だったのです!

これは単なる都市伝説ではありません。
後に『スパイダーマン』役のトム・ホランドがケヴィン・ファイギ社長に確認し、「あれはピーターだ」と公式認定されました。
エキスポの開催地はクイーンズ(ピーターの地元)ですし、年齢的にも計算が合います。
何より、ピーターがトニー・スタークをあれほど慕い、トニーもまたピーターを息子のように気にかけていた理由が、この「命の恩人」という原体験にあったとしたら……。
『シビル・ウォー』での再会や、『エンドゲーム』でのあの抱擁シーンが、より一層泣けるものになりますよね。

 

🔵考察③:勲章をくれた議員は「HYDRA」!笑顔の裏に隠された恐怖

ラストシーンで、嫌々ながらトニーとローディに勲章を授与するスターン上院議員。
劇中では「スーツを政府に渡せ」としつこく迫る嫌な政治家として描かれていましたが、彼はただの「堅物」ではありませんでした。
後に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で、彼が実はHYDRA(ヒドラ)の潜伏幹部だったことが判明します!

彼が執拗にアイアンマン・スーツを政府管理下に置こうとしていた真の目的。
それは国のためではなく、HYDRAの世界征服計画(インサイト計画)のために、トニーの技術を奪うことだったのです。
そう考えると、授与式のシーンで彼がトニーの耳元で囁く「君には似合わない」といった嫌味や、あの不気味な笑顔が、急に背筋が凍るような恐ろしいものに見えてきませんか?
トニーは知らぬ間に、世界最悪のテロ組織の魔の手を回避していたのです。

 

🔵考察④:S.H.I.E.L.D.の地図に「ワカンダ」と「アトランティス」が存在した!

終盤、トニーとフューリーが話しているS.H.I.E.L.D.の隠れ家。
背景にあるモニターの世界地図に注目してください。いくつかの地点がマーキングされているのですが、その場所がヤバすぎます。

一つはアフリカ大陸。これは間違いなく、ヴィブラニウムの産地でありブラックパンサーの国「ワカンダ」を示しています。S.H.I.E.L.D.はこの時点で既に、鎖国国家ワカンダの特異性に気づいていたのです。
もう一つは大西洋の真ん中。これは原作の海底王国アトランティス、つまりMCUでは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で登場したネイモアの海底帝国「タロカン」を示唆しています。
2010年の公開当時、まだ影も形もなかったこれらの超文明の設定を、マーベル・スタジオは既に仕込んでいたのです。
「すべては最初から繋がっていた」というMCUの恐ろしさを象徴する、伝説的な伏線です。

 

🔵考察⑤:ジャスティン・ハマーは『アーマー・ウォーズ』で帰ってくる?

逮捕されてしまった愛すべきダメ社長、ジャスティン・ハマー。
彼はその後どうなったのでしょうか?
実はMCUの短編作品『All Hail the King』で、シーゲート刑務所に収監されている姿が描かれています。
そこでの彼は、なんと囚人の彼氏(!)を作って仲良く暮らしており、同じ刑務所の人気者(『アイアンマン3』のあの人)に嫉妬するという、相変わらずの小物っぷりを見せています(笑)。

そして、今後公開予定の映画『Armor Wars(原題)』は、トニーの死後、スタークの技術が流出してしまう物語。
「トニーの技術をパクる」「劣化コピーを作る」といえば、ハマーの右に出る者はいません!
演じるサム・ロックウェルも再演に意欲的だそうで、彼が再びMCUの表舞台に(あるいは裏社会の武器商人として)帰ってくる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
ウォーマシンとなったローディと、ハマーの再戦が見られる日も近いかもしれません!

【YOSHIKIの結論】
『アイアンマン2』は、単なる続編ではなく、MCUという巨大な宇宙を広げるための「ビッグバン」でした。
見れば見るほど新しい発見がある、スルメのような映画です。
フェイズ1の折り返し地点として、これ以上ない完璧な仕事ぶりでした!
 

🔴【完全版】まとめ!

●最大のサプライズ:あの少年はスパイダーマンだった!公式認定された感動の裏設定。
●世界観の広がり:ワカンダやタロカン(アトランティス)の存在が、地図上でひっそりと示唆されていた。
●今後の重要キャラ:ジャスティン・ハマーはまだ終わっていない。今後の『Armor Wars』での復活に期待大!

いかがでしたでしょうか?
映画『アイアンマン2』。
派手なアクションの裏に隠された、トニーの苦悩と成長、そして散りばめられた無数の伏線。
これを知ってから見返すと、初見とは全く違う面白さが見えてくるはずです。

さて、次はいよいよ「神様」の登場です。
北欧神話の世界へ飛び立つ準備はいいですか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
YOSHIKIでした!

YOSHIKI
YOSHIKI

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