『Mr.ノーバディ2』レビュー&考察|ヤバい3つの理由と“最悪の休暇”の結末は?【ネタバレなし・あり】
2021年、うだつの上がらない“何者でもない”中年男が、実は伝説の殺し屋だったという設定で世界中のアクション映画ファンを熱狂させた『Mr.ノーバディ』。
あのハッチ・マンセルが、さらにパワーアップして帰ってきます!
最新作『Mr.ノーバディ2』は、前作のファンはもちろん、爽快なアクションを求めるすべての人に贈る、まさに待望の続編です。

こんにちは!YOSHIKIです。
今回はこの注目の新作『Mr.ノーバディ2』の魅力を、【ネタバレなし】と【ネタバレあり】に分けて、徹底的に語り尽くします!
ネタバレありは🔴マークが目印になっているので分かりやすいですよ!
この記事を読めば、『Mr.ノーバディ2』を120%楽しむための準備は万端です。
映画『Mr.ノーバディ2』基本情報!

まずはサクッと基本情報から。
監督がティモ・ジャヤントに交代し、ヴィランにはシャロン・ストーンが降臨…。
これは期待しかありません!
【ネタバレなし】視聴前に知っておきたい!本作がヤバい3つの理由!
①新監督がもたらす”暴力の進化” – ティモ・ジャヤントの世界
本作で最も注目すべき変更点の一つが、監督の交代です。
前作のイリヤ・ナイシュラー監督から、インドネシア出身のティモ・ジャヤント監督へとバトンが渡されました。
これは単なる人事交代ではなく、作品の方向性を決定づける重要なクリエイティブ判断と言えると思います。
ジャヤント監督は、「ニュー・インドネシアン・エクストリーム」を牽引する存在として知られ、その作風はスタイリッシュかつ過激なバイオレンス描写に定評があります。
この監督交代により、本作のアクションは前作のリアルで泥臭いトーンから、より過激で、ブラックユーモアに満ちた方向へと進化しています。
海外のレビューでは、その作風が『デッドプール』のようだと評されるほど、暴力的でありながらもどこか滑稽で漫画的な表現が増えているようです。
つまり、『Mr.ノーバディ2』は単なる続編ではなく、ジャヤント監督の作家性が色濃く反映された、新しいスタイルのアクション映画として生まれ変わっていると予測できます。
②ハリウッドの”氷の女王”が最狂の敵に – シャロン・ストーン降臨
続編の成功は、魅力的な悪役の存在にかかっていると言っても過言ではありません。
その点において、本作は完璧なキャスティングを実現しました。
新たな敵役、犯罪組織を率いる女帝レンディーナを演じるのは、ハリウッドの伝説的女優シャロン・ストーンです。
彼女が演じるレンディーナは、単なる組織のボスではなく、「狂気に満ちた犯罪王」と表現されるほどの強烈なキャラクター。
シャロン・ストーン自身も
「悪役を演じるなら徹底的に悪に徹する。本物の悪人は本当に人生をめちゃくちゃにする」
と語っており、同情の余地のない、純粋な悪としてハッチの前に立ちはだかります。
前作のロシアンマフィアとは一線を画す、カリスマ性と冷徹さを兼ね備えた最狂のヴィランの登場は、物語のスケールと緊張感を格段に引き上げています。
③戦場は”夢の国”? – 家族旅行が地獄絵図と化す独創的舞台設定
本作の物語は、ハッチが家族との絆を取り戻すために訪れる、古き良き観光地と併設された遊園地やウォーターパークが主な舞台となります。
この「家族で楽しむための場所」が、血で血を洗う戦場と化すという設定が、本作の独創性を際立たせています。
この舞台設定は、単なる背景ではありません。
予告編やあらすじからも、お化け屋敷やボールプール、ウォータースライダーといったアトラクションそのものが、アクションシーンのギミックとして活用されていることが示唆されています。
楽しさの象徴であるはずの場所で繰り広げられる壮絶なバイオレンス。
この強烈なコントラストが、観客にブラックユーモアに満ちた独特の興奮と、これまでにない視覚体験をもたらしてくれると思います。
映画『Mr.ノーバディ2』キャストとあらすじ!
●ハッチ・マンセル (演:ボブ・オデンカーク)
本作の主人公。
前作で眠れる獅子が目覚めた結果、現在は過去の組織への借金を返すため、夜な夜な危険な任務をこなす日々に。
そのせいで家族との溝が深まり、関係修復のために休暇を計画しますが…。
●ベッカ・マンセル (演:コニー・ニールセン)
ハッチの妻。
夫の裏の顔を知りつつも、彼の「仕事」が原因で離れていく心に苦悩しています。
今回の旅行は、家族にとって最後のチャンスかもしれません。
●デヴィッド&ハリー (演:クリストファー・ロイド&RZA)
ハッチの父と義弟。
言わずと知れた、頼れる戦闘のプロフェッショナルたち。
彼らの存在は、暴力がマンセル家の「家業」であることを示唆しています。
●レンディーナ (演:シャロン・ストーン)
観光地プラマービルを裏で牛耳る、冷酷非道な犯罪組織の女帝。
ハッチの平和な休暇を打ち砕く、最大の障害です。
●アベル保安官 (演:コリン・ハンクス)
レンディーナに買収された悪徳保安官。
町の公権力が腐敗していることを象徴する存在として、ハッチの前に立ちはだかります。
『Mr.ノーバディ2』【ネタバレなし あらすじ】
前作の激闘から4年。
ハッチ・マンセルはもはや、鬱憤を溜め込んだだけの男ではありませんでした。
彼は政府の秘密組織への巨額の借金を返済するため、再び「監査役」として暗殺任務をこなす日々を送っていました。
しかし、その危険な二重生活は、彼と家族の間に決定的な溝を生み出します。妻ベッカとの関係、そして子供たちとの絆を修復するため、ハッチは一縷の望みをかけて、自身が子供時代に訪れた思い出の観光地「プラマービル」への家族旅行を計画します。
しかし、そののどかな町は、女帝レンディーナが支配する巨大な犯罪シンジケートの巣窟だったのです。町での些細なトラブルが、地元のチンピラとのいざこざに発展。
その出来事が引き金となり、ハッチと彼の家族は、レンディーナ率いる組織と悪徳保安官から追われる身となってしまいます。
望んだはずの穏やかな休暇は、開始早々に終わりを告げ、ハッチは再び、家族を守るため銃を手に取ることを余儀なくされるのでした。
🔴映画『Mr.ノーバディ2』ネタバレなし感想!
(視聴後、追記します!)
🔴映画『Mr.ノーバディ2』衝撃のあらすじ結末解説!
(視聴後、追記します!)
🔴映画『Mr.ノーバディ2』ネタバレあり深掘り考察!
(視聴後、追記します!)
🔴映画『Mr.ノーバディ2』まとめ!
(視聴後、追記します!)


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