『ザ・レジデンス』あなたの貴重な時間を捧げる価値はあるのか?

皆さん、こんにちは。
何か新しいNetflixのドラマを探しているんじゃないかなと思って、今日は僕が最近見た「ザ・レジデンス」について、少しお話してみようと思います。
もしかしたら、このドラマに時間を費やす価値があるのかどうか、迷っている方もいるかもしれませんね。
このドラマは、舞台がなんとホワイトハウスなんです。
世界で一番有名な家の中で殺人事件が起こるっていう、ちょっと変わった設定ですよね。
国賓をもてなす晩餐会の夜に事件が起こり、風変わりな探偵が、これまた個性豊かな容疑者たちの中から真犯人を見つけ出そうとする、そんなストーリーです。
もしどんなドラマか興味があったり、もうすでに見たけれど、他の人の感想も聞いてみたいという方は、ぜひこのまま読み進めていってくださいね。
『ザ・レジデンス』ってどんなドラマ?基本情報をサクッと解説!

まずは、「ザ・レジデンス」がどんな作品なのか、基本的な情報をまとめてみました。
これを見れば、このドラマの概要が掴めるかと思います。
●上映時間:47~87分(エピソードによって異なる)全8話
●ジャンル:ミステリー、コメディ、スリラー、刑事もの
●キャスト:ユゾ・アドゥーバ(コーデリア・カップ)、ジャンカルロ・エスポジート(A・B・ウィンター)、スーザン・ケレシ・ワトソン(ジャスミン・ハニー)、ジェイソン・リー(トリップ・モーガン)、ケン・マリーノ(ハリー・ホリンジャー)、エドウィナ・フィンドレイ(シーラ・キャノン)、ランドール・パーク(エドウィン・パーク)、モリー・グリッグス(リリー・シューマッハー) 。
●脚本:ポール・ウィリアム・デイヴィス
●配給:Netflix
●映画区分:TV-MA
脚本を担当したポール・ウィリアム・デイヴィスは、「スキャンダル」という人気ドラマの制作にも関わっていた方。
原作は、ケイト・アンダーセン・ブラウワーという方が書いた「The Residence: Inside the Private World of the White House」というノンフィクションの本だそうです。
ホワイトハウスの内部を描いた本がベースになっていると聞くと、舞台設定だけでも興味が湧いてきますね。
『ザ・レジデンス』"きっと観たくなる"あらすじ
舞台は、権力の象徴、ホワイトハウス。
国賓を迎えた華やかな晩餐会の夜、その光輝く舞台裏で、首席警備官が謎の死を遂げる。
この事件に挑むのは、周囲からは浮いているが、その才能は誰もが認める刑事コーデリア・カップ。
彼女を待ち受けるのは、大統領一家、ホワイトハウスの職員、そして夜会に招待されたVIPたち、総勢157名の容疑者。
閉ざされた白い巨塔の中で、複雑に絡み合う人間関係、国家を揺るがす陰謀、そしてそれぞれの思惑。
果たしてコーデリアは、数々の嘘と秘密を暴き、真実に辿り着けるのか?
今、最も危険な場所で、前代未聞の謎解きが始まる。
Filmarksの口コミから読み解く、『ザ・レジデンス』の真実!

さて、僕が見る前に気になったのは、実際に見た人たちの感想です。
日本の映画レビューサイトFilmarksでの評価を少し調べてみました。
みんなの声を聞いてみましょう。
Filmarksユーザーも太鼓判!『ザ・レジデンス』の素晴らしい〇〇!
Filmarksのユーザーレビューを見てみると、このドラマを楽しんだという声も結構ありました。
「まじで長いけど、飽きずに見れた」という意見もあって、全8話でじっくり描かれるストーリーに引き込まれた人もいるみたいです。
ストーリーや設定が面白いと感じた人もいて、ホワイトハウスという特別な場所で起こる殺人事件というだけでも興味深いですよね。
主人公の探偵コーデリア・カップのキャラクターも好評で、彼女の独特な捜査方法や個性が魅力的だったという感想もありました。
それに、コメディ要素もあって、シリアスなミステリーだけどクスッと笑える部分も楽しめたという人もいるようです。
期待外れ?Filmarksユーザーの正直な『ザ・レジデンス』低評価レビュー
もちろん、良い意見ばかりではなく、少し気になる声もありました。
「犯人に意外性がなかった」とか、「ミステリーとしてはそんなに面白くなかった」という意見もあって、もっとドキドキする展開を期待していた人には物足りなかったのかもしれませんね。
話が長く感じられたという声もいくつかあって、8話かけて一つの事件を解決していく構成が、少し間延びしていると感じた人もいるみたいです。
全体的には、設定やキャラクターは評価されているのですが、ストーリーの展開や長さについては、意見が分かれるようです。
僕の独断と偏見による〇〇/10点!『ザ・レジデンス』ネタバレ無し感想!
Filmarksの評価も参考にしつつ、僕がネタバレなしで「ザ・レジデンス」を見た最初の印象を正直に話すと、まあまあ面白かったかな、というのが正直な感想です。
10点満点で言うと、7点くらいでしょうか。
まず、やはり主人公のコーデリア・カップがすごく魅力的でした。
鳥を見るのが趣味っていうちょっと変わった設定も面白いですし、何よりも彼女の推理力と自信がすごいんです。
事件の真相に迫っていく姿は見ていて気持ちが良い部分もありました。
それと、舞台がホワイトハウスっていうのも、やはり特別感があって良かったですね。
普段見ることのないホワイトハウスの内部を覗けるというのは、それだけでもちょっとしたエンターテイメントだったかもしれません。
ただ、Filmarksのレビューにもあったように、全体的に話が少し長かったかなという印象は僕も受けました。
8話かけて一つの事件を解決するというのは、じっくり描ける反面、途中で少し飽きてしまう部分もあったかもしれません。
それに、ミステリーとしての意外性という点では、もうちょっとサプライズが欲しかったかな、とも思いました。
よくアガサ・クリスティの作品に似ていると言われているみたいですが、そういう作品のような、最後の最後まで犯人が分からない!みたいなドキドキ感は、少し薄かったかもしれません。
でも、全体としては、個性的なキャラクターと面白い設定で、それなりに楽しめるドラマだったと思います。
特に、風変わりな探偵が好きとか、ちょっと変わったミステリーを見てみたいという人には、おすすめできるのではないでしょうか。
伏線回収なるか?『ザ・レジデンス』のネタバレあらすじ!
物語は、オーストラリアからの国賓を迎えた晩餐会の夜、ホワイトハウスの3階にあるゲームルームで、首席警備官のA・B・ウィンターの遺体が発見されるところから始まります。
自殺として処理されそうになるのですが、そこに現れたのが、鳥好きで少し変わった刑事、コーデリア・カップ!
彼女はすぐに他殺だと見抜きます。
だって、手首は切られているのに、凶器が見つからないんですから。
そこから、コーデリアはホワイトハウスの関係者たちに話を聞いていくのですが、これがまた、みんなそれぞれに秘密を抱えていて怪しいんです。
大統領の間の抜けた弟トリップ・モーガン、大統領の腹心だけれど少し胡散臭いハリー・ホリンジャー、それに、晩餐会の準備で色々やらかしたソーシャルセクレタリーのリリー・シューマッハー。
なんと、晩餐会には歌手のカイリー・ミノーグも招待されていて、彼女も捜査線上に浮上したりするんですから、もうなんだかすごい展開ですよね。
捜査が進むにつれて、色々な事実が明らかになってくるのですが、実はA・Bの遺体が見つかったゲームルームは第一発見現場じゃなかったんです。
エンジニアのブルース・ゲラーが、A・Bと口論したメイドのエルシー・チャイルを庇おうとして、遺体をイエロー・オーバル・ルームからリンカーン・ベッドルーム、そして偽の改修中だった301号室へと移動させていたんです。
さらに、301号室で寝ていたトリップが、死体を発見してパニックになり、今度はゲームルームに遺体を運んだっていう、もうね、一体どうなっているんだか。
しかも、トリップは自分が犯人に疑われないように、パティシエのオフィスからナイフを盗んで、A・Bの手首を切って自殺に見せかけようとしたんですから、本当にドタバタですよね。
で、結局のところ、真犯人は誰だったかって?
それが、なんとソーシャルセクレタリーのリリー・シューマッハーだったんです。
彼女はホワイトハウスの伝統とか、そこで働く人々を心底嫌っていて、A・Bが自分の不正を記録した日記を持っていることを知って、彼を殺害することを計画したんです。
殺害方法はというと、まず除草剤で毒殺しようとしたのですが、うまくいかなくて、最後は部屋にあった大きな時計で殴り殺したっていう、なんとも衝撃的な結末なんです。
しかも、犯行後には、イエロー・オーバル・ルームにあった隠し通路を使って逃げ、時計を隠し、さらにその通路を封鎖するように指示までしていたっていうんですから、もう計画的犯行だったんですね。
こんな感じで、色々な人がそれぞれの思惑で事件に関わっていて、最初は誰が真犯人なのか全く分からなかったのですが、コーデリアの鋭い観察眼と推理によって、最終的にリリーが犯人だと暴かれるんです。
まさに「衝撃的な展開」という言葉がぴったりだと思います。
ネタバレ全開!『ザ・レジデンス』を徹底的に語り尽くす!

さて、ここからはさらに深く、「ザ・レジデンス」について、ネタバレありで徹底的に語り尽くしていこうと思います。
良かったらコメントお待ちしています。
まず、真犯人がリリーだったというのは、なかなか意外でしたよね。
最初は、もっと個人的な恨みとか、お金が絡んだ動機なのかなって思っていたのですが、彼女の動機は、ホワイトハウスという象徴的な場所そのものへの嫌悪感だったというのが、少し深かったですよね。
伝統を重んじるA・Bとは対照的に、彼女はホワイトハウスを自分の思い通りに変えたいと思っていて、そのために邪魔になったA・Bを排除しようとしたというのは、単なる殺人事件以上の意味合いがあったのかもしれません。
そして、何と言ってもコーデリア・カップの存在感は大きかったですよね。
鳥が好きっていうユニークな設定も面白いですし、彼女の鋭い観察力と、少し強引だけれど的を射た尋問方法は、まさに天才探偵って感じでした。
演じたユゾ・アドゥーバの演技も素晴らしくて、彼女なしではこのドラマは成り立たなかったのではないでしょうか。
このドラマ全体を通して感じたのは、ホワイトハウスっていう特別な場所の裏側を描いている面白さですよね。
表向きは華やかで格式高い場所だけれど、その裏では、色々な思惑を持った人々がそれぞれの立場で働いていて、人間関係も複雑に絡み合っている。
そんな中で起こった殺人事件だからこそ、余計にドラマチックだったのかもしれません。
ただ、ストーリーの展開については、少し複雑すぎたかなという印象も受けました。
色々な人物がそれぞれの理由で遺体を移動させたり、証拠を隠したりするので、途中で何がなんだか分からなくなってしまう部分もあったかもしれません。
もう少しシンプルに、ミステリーとしての面白さを追求しても良かったのかな、とも思いました。
でも、全体的には、個性的なキャラクターと舞台設定、それに予想外の犯人という要素もあって、見応えのあるドラマだったと思います。
特に、ちょっと変わった視点のミステリーが好きという人には、おすすめできるのではないでしょうか。
コメディ要素も結構あって、シリアスになりすぎないで楽しめるのも良かった点だと思います。
『ザ・レジデンス』観る価値あり?なし?結論をズバッと!
さて、ここまで色々と話してきましたが、結局「ザ・レジデンス」はどんなドラマだったかっていうと、一言で言うなら「一風変わったホワイトハウスを舞台にした、少しユーモラスなミステリー」だったかなと思います。
魅力的な主人公と、普段見ることのできないホワイトハウスの内部というユニークな設定は、このドラマの大きな魅力だと思います。
ミステリーとしての面白さはもちろん、時折挟まれるコメディ要素も、重くなりすぎずに楽しめるポイントでした。
ただ、ストーリーの展開がやや複雑だったり、意外性の面ではもう一歩だったかな、と感じる部分もあったのは事実です。
それでも、全体的には見て損はないドラマだったと思いますし、特に、風変わりな探偵が好きとか、ちょっと変わったミステリーに興味がある人には、ぜひ一度見てみてほしいなと思います。
きっと、あなたもコーデリア・カップの魅力に気づくはずです。
ドラマ『ザ・レジデンス』終わり
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